昔はそんなのばかり着てたっけ...
首を絞めつけるようなものは好きではなかったから、
胸の谷間もできないほどの貧乳にもかかわらす、
やたらデコルテを露出していた
そんな私が乳がんになって...
それ以来、胸の空いた洋服とはすっかり疎遠になってしまった
理由は3つ
1つは傷が見えるから
“傷”というより、針の痕
温存手術するために切除範囲に注射で色素を入れていく
その針痕が乳首から鎖骨に向かって10個ほど伸びているのだ
こんな感じかな...
先生は「消えるよ」って言ってたけど、そのまま残ってる
『きっと私、お肌、デリケートだからだぁ~』
2つめは、切除したことによって、おっぱいの形が変わったから
温存は、切除範囲が広かったにも関わらず、
きれいな形に残してもらったと思ってる
でも、無くなった左上めがけて乳輪が上を向いた
だからブラジャーの上の隙間から乳輪&乳首が見える
なので、ちょっと胸の開いたカットソーを着て前かがみになると
胸元から変形したおっぱい、丸見え...
夏は、ほんと、気を遣う
これからの季節は、“前かがみ注意報”が発令されるのだ
3つめは、やっぱり気持ちの問題かな...
数年前から流行っているストール
これほど都合のいいアイテムを利用しない手はない
“襟ぐり隠し”と“胸元騙し”には、欠かせないスグレモノだ
切除したところは、触るとまだ痛い
きっと、ずっと、痛いままなのかな...
皮膚も、綿素材の柔らかい衣類さえも触れるとチクチク・ヒリヒリする
ブラジャーも、締め付け感とか肌当たりとか、けっこう気になったり...
浴衣や着物も、着るの、もう諦めた...
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