近しい人にも、懇意にしている人の中にもがん患者はいない
そういう意味では、
「“仲間”との接点は全くない」と言ってもいいだろう
だから、“がん”で亡くなる人の死を、間近に感じたことがない
乳がんに限らず、“がんで亡くなった”という情報を得るのは、
テレビの中の人か、病気ブログをやっている人
なので、知りたくなくても必然的に耳に入ってくることになる
そんな時は、たとえ全くの他人であっても、
同じ“がん患者”としては、心穏やかには過ごせない
私ががん患者と触れ合うのは、唯一、がんサロンだけ
でも、サロンでお話はしても、一歩外に出ればおつき合いはない
中には連絡を取り合っている人もいるようだけど
早いもので、そのサロンも開設されてから3年半が経った
その間、亡くなってしまった仲間も数人知っている
その現実を新聞の死亡欄で目にした瞬間は、カラダが凍りつくよう...
同じ“がん”を患う者として、
サロンに来ていた方の“死”は、一番身近に感じる“仲間の死”だ
みんな口には出さないけど、きっと誰もが感じているだろう
その“仲間の死”が、他人事(ひとごと)ではないことを――
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