りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2013年04月

その先に、春はあるのか――

  冷たい雨がそぼ降る

  吐く息が白い


  いつしか雨はみぞれに変わり、

  家の中ではストーブの火が赤く燃える――



...って、あしたから5月じゃ!!


寒いーーーーー!!



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自分の“がん”を、子供にどう伝えるか

あるCLSさんのお話から――

  CLSとは...
    “チャイルド・ライフ・スペシャリスト”。
    病気の子どもと、その家族をサポートする職業。


 子どもにとって親が“がん”になるということは、人生最大の危機である。
頼りの土台が崩れる恐怖や子ども時代が終わるような思いに駆られるた
め、特別な配慮が必要になる。

 子どもは親の病気を知らないようで、実はよく知っている。
 何も教えてもらえないのは寂しく、また「自分は信用されていない」と感じ
たりする。そのため、なるべく早い時期に伝える方が子供は不安に思う時
間が少なくて済む。


 <伝え方のポイント>
   『3つの“C”』
    ・Cancer・・・・・・・“がん”という病名を最初に言う
    ・not Caused・・・誰のせいでもない
    ・not Catchy・・・・伝染しない

   これらをはっきり説明してあげることが大切。


 <年齢による伝え方>
  ・6歳までの子どもの場合
    “がん”という言葉に対するショックは比較的少ないが、現実以上に
    怖いことを想像したり、「自分のせいだ」と思い込みやすい傾向にあ
    る。
     例えば、「“がん”っていうのは、体の中で自分勝手に大きくなって
    しまう塊なの。だから勝手に大きくならないように手術で取ったり、お
    薬や特別なビームで治すのよ」などと、具体的な言葉で伝えるとよい。

  ・7~12歳の子どもの場合
     テレビなどの影響で、“がん”という言葉にショックを受ける時期。質
    問には誠実に具体的に答え、化学療法や放射線治療などの正式な
    言葉を使って話すことで、自尊心を守り育むことができる。

  ・思春期の子どもの場合
     自立と依存の葛藤で揺れている時期。“がん”と聞いて心配なのに
    親を気遣って平然とした態度を取ることが多い。
     治療計画や予想される副作用などをきちんと説明し、子どもと話し合
    いながら一緒に現実に対処する姿勢が望ましい。


 <子どもに“がん”と伝えるのが不安な方へ>
    子どもには跳ね返す力がある。本当のことを知ると、漠然とした不安か
   らも解放される。
    是非、子どもをケアの輪に中に入れてあげてほしい。そして、家族のよ
   りよい関係を築いてほしい。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


子どものいない私が言うのもなんですが、何かのご参考になれば――


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もう一つの苦悩

乳がん治療のために使用していたホルモン剤の影響と思われる大量出血は、
今や毎月の悩み

が、それに伴う頭痛も堪えがたい

これは、ホルモン剤とはおそらく無関係
記憶を辿れば、20年前から続いているものだ


とにかく鎮痛剤が効かない不快な痛み
それでも、“気休めでも...”と薬を飲み続ける

5日~1週間は、ひたすら我慢
対処法はそれだけだ


“吐き気”とまではいかないが、胸のむかつきと倦怠感で、
何もする気にはなれない

ただ、痛む頭を揉みまくるだけ

だた、肩や首の痛む筋を押しまくるだけ

ほかに痛みを取る術がないのである


そんな状態のまま、今日はスーパーへ買い物へ――

いつもなら美味しそうな匂いの試食販売も、
この時ばかりは吐き気に変わる

甘い香りのお菓子をマネキンさんに差し出されても、
今日だけは勘弁だ...


あと3~4日の辛抱――


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混 在

  昨日からの雪が少し積もった

  白と緑のコントラストが、季節の混在を物語る――

      2013年4月28日 朝


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こんな日は...

寒い

外は吹雪模様だ


頭痛もする

生理時に来る、いつものあれである


こんな日は、温かいものでも飲んでゆっくり過ごそう――



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りかこプロフィール

★2009年5月より
医療機関開催“がんサロン”発行による『がんサロン通信』にて、体験記・エッセイ執筆

★2010年9月
市広報にて体験記掲載

★2011年8月31日
乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍自費出版

★2012年1月21日
講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』

★2012年4月5日
FMオホーツク『乳がんについて』FPとの対談

★2012年4月
キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載

★2013年6月より
医療サイト『ドクターズガイド』、ブログ掲載

★2016年9月14日
フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送

★2020年3月
一般社団法人全国がん患者団体連合会『がん教育外部講師講座』修了(北海道教育委員会にがん教育外部講師として登録)

★2021年10月
『がん予防功労者表彰』(道・市・健康づくり財団・対がん協会4社共催)

★2023年5月
北海道がん患者連合会『がん教育講師派遣養成研修会』終了


★その他
講演、ピンクリボン運動、ピアサポーターとして活動中


★国家資格
1994年10月、調理師免許取得(食と健康を考える乳がん経験者)

メッセージはこちらへ
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
 左乳房にしこりをみつける  

★2002年3月4日(月)
 視触診の結果“良性”と診断

★2006年11月8日(水)
 左乳房のしこり再受診  

★2006年11月15日(水)
 左乳房のしこり一部切除
  (外科的生検)

★2006年11月28日(火)
 乳がん告知      

★2007年1月11日(木)
 左乳がん手術

★2008年7月8日(火)
 局所再発の疑いで、
 細胞診・組織診(結果は良性)

★2009年2月17日(火)
 対側(右)乳がんの疑い
 (前年からしこりあり)経過観察

★2010年2月16日(火)
 右乳房細胞診(結果は良性)
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)
  (化学療法・放射線が効かない稀ながん細胞)
 ・非浸潤性乳管がん

 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・乳房扇状部分切除(4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤、
  4週間毎、2年間(25回)投与
 ・抗エストロゲン剤(クエン酸タモキシフェン)、
  5年服用
その他の病歴
★2006年5月
 子宮筋腫(漿膜下筋腫)核出術(10㎝の開腹手術)
  ・10cmの筋腫  1個
  ・8cmの筋腫   1個
  ・2~3cmの筋腫 4個

★2023年7月18日
 ・臼蓋形成不全発覚(先天性)
 ・変形性股関節症発症(両足)
母の甲状腺がん(乳頭がん・転移性がん)
★2006年11月(私の乳がん告知の約2週間前)
 甲状腺がん告知

★2007年1月(私の乳がん手術の2週間後)
 甲状腺摘出手術・頸部リンパ節郭清

★2007年5月
 術後療法(RI治療・1回)
  通常2~3回の治療が必要なところ、
  1回の治療で身体の中にがんがないことが
  確認される

★2009年5月
 頸部再発(切除手術を受ける)

★2012年5月
 肺転移確認

★2015年5月
 小脳転移確認

★2015年7月18日
 永眠

  ※再発後の治療法・治療薬なし
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