ビリビリビリ．．．

ミシン目に沿ってカレンダーを破り取る

「今年もあと一枚か．．．」


外の空気は、ピーンと張りつめるように冷たい

鼻で息を吸い込むと、つんと鼻腔に沁み渡る

久し振りに嗅ぐ冬の匂いだ


今季初のつるつる路面は歩く体力を奪い、

まるで行き先を阻むかのよう


北国の、長い冬がはじまった――



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これまで“がん”を前面に出した授業は、
学校ではほとんど行われていなかった

もちろん、私も受けた記憶はない

現在の教科書では、小学校高学年や中学の保健体育で
生活習慣病や喫煙の害の一例として出てくる程度

そこで、
2012年６月に国が策定した『がん対策推進基本計画』は、
新たな対策として“がんの教育”を盛り込んだ

　・がんの正しい知識とがん患者への正しい認識を持つよう、
　　教育することを目指す

　・５年以内に学校での教育のあり方を含め、
　　健康教育全体の中でがんの教育をどのようにすべきか検討し、
　　実施することを目標とする

などと明記した


全国各地で徐々に始まっているがん教育

北海道のある小学校でも先日、
医師によるがんの出前講座が行われた

以下は、その授業の内容の一部である


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


　　“がん”とは、
　　『体の中で、異常な細胞が増えてしまう病気』で、
　　現代では、日本人の２人に１人が“がん”になり、
　　３人に１人ががんで亡くなる

　　日本人でいえば、一生のうちで、
　　男性の64％、女性の41％がかかる病気であり、
　　死因の第１位でもある――

　　という講義から始まり、

　　「たばこの煙を吸うと肺がんの危険性が高くなる？」
　　「お酒をたくさん飲むとがんになりやすい？」

　　など、○、×で答えるクイズを出題し、解説を加えた
　　　（ちなみに２問とも○である）

　　「多くのがんは、早く見つけると早く治すことができる」と、
　　早期発見や検診の大切さにも言及した

　　そして、
　　　・食事は偏らず、バランスよく
　　　・運動不足にならないように
　　　・太り過ぎない、痩せすぎない

　　など、がんにならないために心掛けたい生活習慣を挙げた


　　授業を受けた子どもたちは、

　　「たばこはあまり吸わないでね」
　　「お酒、控えてね」
　　「検診を受けて、ずっと元気でいてほしい」

　　と、家族にあてたメッセージをカードに書いた

　　そのカードは後日、家族に送られた


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


始まったばかりのがん教育

が、北海道でいえば、予算はゼロ

学校との調整や教育委員会との連携、
講師の確保などの問題もある

普及には、
まだまだ解決しなければならない課題が山積している


　　子どもの頃から“がん”という病気に触れ、
　　自分の体を守り、命の尊さを知り、
　　そして、がん患者への偏見のない社会にしてほしい――



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　　いつもより朝日が眩しい


　　屋根に降り積もった真っ白な雪が

　　朝の光を輝かせている


　　青い空と白い雪のコントラストは、

　　雪国限定の冬の色――



そんなこんなで、
原因不明の胸と背中の痛みが治まったようなので、

「そろそろみなさんとのお喋りを再開しようかな．．．」

と思っております


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朝、カーテンを開けると、窓の外の景色は一変していた

白い世界だ

細雪が音もなく降りしきっている

そういえば７年前のあの日も、どんよりと暗く、寒い日だった


11月28日――

この日は私にとって、忘れられない日
“がん告知”を受けた日だ

冷たい風に吹かれながら、
人目もはばからず泣きながら家まで歩いて帰ったっけ．．．

かじかむ手．．．
凍える頬を伝う熱い涙．．．

朝から夕方まで昼食を摂る間もなく、
２つの病院を行ったり来たり．．．

空腹が虚しさを助長する


あれから７度目の冬

今年もまた、
11月28日という日は青空にはならなかった――



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なんだか朝から騒がしいようですが．．．。

この度、コメント欄を認証制にさせていただきました。

コメントを投稿してくださったご本人様がすぐに閲覧できるようにと、
これまで認証制にすることを避けてきました。

でも、昨年の５月からのこの１年半、
ある同一人物による嫌がらせのコメントがあとを絶ちません。
私のブログだけではなく、ほかでも暴れているようですが．．．。

私への誹謗中傷ならまだしも、
今回はこのブログの読者の方々を
中傷するまでにエスカレートしています。

顔の見えないネットの世界。
誰もが別人になりすますことのできる非現実的な世界でもある。
でも、マナーやルールは存在する。

顔が見えない．．．？
いいえ、あなたの顔、しっかり見えてますよ。
手口も予想通り。
もう終わりにしましょう。


．．．ということで、中傷コメントは削除させていただきました。
名指しされた方がすでにそのコメントを読まれていたのだとしたら．．．

　　決してあなたのせいではありません。
　　私に嫌がらせをしたいだけです。
　　巻き込んでしまって、本当にごめんなさい。


こんなことで、ブログの１ページを汚さないでください。
ブログをされている方なら、
きっとみなさん、同じ思いだと思います。


現実の世界では、まともな社会生活を送られることを願います。


　　認証制コメントについて――

　　　これまで通り、コメントを投稿していただけますが、
　　　投稿したコメントをすぐに閲覧することはできなくなります。
　　　こちらで確認してからの公開になりますので、
　　　それまで少しお時間をいただくことになります。

　　　その時、もし公開を希望しないのであれば、
　　　非公開のままにいたしますので、
　　　そのこともコメントに入れていただけると対応いたします。

　　　お手数おかけして申し訳ありません。
　　　よろしくお願いします。


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