あとはこの薬で対処していきましょう」
そう言うと、
医師は2種類の飲み薬を10日分処方してくれた
ついでに先日勧められていた漢方も、
一緒に出してもらうことにした
「合わなかったら困るから、
とりあえず2週間分だけ出しておくね。
合わなかったら、またほかのものにしてみよう」
“漢方”というと、昔から
個人の体質に合わせて調合してもらうイメージがあった
(しかも、高額)
なので製品化したものは、
風邪薬でいえば“総合感冒薬”のような感覚
“自分の症状にないものも、成分として含まれている”
そして、
“自分に必要な成分が少ない”
そんなイメージを持っていた
なかなか漢方に踏み切れなかったのは、
これまで漢方を勧めてくれる医師がいなかったことと、
そんな誤解にも似た考えがあったから
それに、なんとなく、効果に期待が持てなかった
医師に薬を処方してもらったあと、
ヘモグロビン量を調べるために血液検査
最初の段階で、「造血剤、2本静注」
と、言われていたが、
案の定、採血の結果は“貧血気味”程度
造血剤は1本で済んだ
身体の不調の割りには数値には出ない貧血
それでも大量出血がはじまる前と比べると、
平均 3.0 g/dl、ヘモグロビンの値が低い
この数字が
果たして身体にどの程度の影響があるものなのか...
また2週間後、貧血検査
おそらく、数値は変わらないだろう
結局、大量出血は、
根本的な“治療”ではなく、“対処法”でしかない
それもどの程度の効果があるのか...
改めてがん治療の怖さを...
がん細胞をやっつける大変さを、思い知らされる
ただ今は、
少しでも状況が改善してくれることを願うだけだ――
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