緩和ケア病棟再入院の時の、
“余命数日から1週間”という主治医の告知
あの時が一番つらかったかなぁ...
いや、真夜中の、
「今、お母さん、息を引き取ったって」という、
父からの電話も、
その後、病院に駆けつけた時の、
もう二度と目を覚ますことのない母の顔も、
母の生徒の方たちがいらっしゃった時、
母の冷たくなった顔を見て、
「先生...先生...」と嗚咽していた姿も、
どれもつらかった
眠っているような、
今にも目を覚ましそうな母の表情が救いだった
亡くなって数日は、
「私が母にしてきたことは、
これでよかったのだろうか...」と、
自分を責めることもあった
入院した日、
夜にもう一度顔を見に行かなかったことが
悔やまれて仕方がない
が、まさかこんなに早く逝くなんて、
誰もが想像していなかった
「こうしてあげればよかった...」
「あの時、ああしておけば...」
そんな後悔は、あとでいくらでも創ることができる
その時その時は、
「それでいい」と判断してきた
誰もあとになって、
「後悔したい」なんて思って行動はしないはず
できなかったことを後悔するくらいなら、
してあげられたことを数えたい
「こうしてあげればよかった」
ではなく、
「こうしてあげることができてよかった」
と...
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