母が亡くなって半年が過ぎていた
ようやく母がいないことにも慣れてきた
が、未だに街で背格好の似た人を見かけると
「母だ!!」と思うことがある
“母がいないことが当たり前”になるには
まだ少し、時間が必要かもしれない
が、記憶は確実に、
遠い過去へと置き去りにされている
母が亡くなって、
わからないことが出てきて、
でも、母はいなくて、
聞きたくても聞けなくて、
こんな時、母はどうしていたんだろう...
これ、どうしたらいいんだろう...
と、思った
でも、母はいなくて、
聞きたくても聞けなくて、
でも、母はもういないから、
勝手に対応してもいいはずなのに、
母の意見を得なきゃいけない気がして...
「そうだ、母はもういないんだ...」
もう二度と、ここには戻って来ない――
そう、母はもう「いない
二度とここへは現れない
声を聞くことも、
顔を見ることも、
温もりを感じることも、
もうできない
遠い遠いあの空の向こうで、
母は今頃、何をしているのだろう......
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