「あまり手を煩わせたくない」
と、聞きたいことを聞かなかったり、
言いたいことを言い出せなかったり...
というのは、多くの患者が口にする
これが“入院”となると、
さらに違った気の遣い方になる
人間である以上、
どうしても、“相性”というものはある
看護師さんにも患者側から見た、
いわゆる、“好き”・“嫌い”が出てきたりする
それは、
声のかけられ方であったり、
率先して話を聞いてくれることであったり、
心遣いであったり、
気遣いであったり、
笑顔であったり、
言葉使いであったり、
手際の良さであったり、
採血や処置の技量であったり、
知識であったり、
患者一人一人のことを
把握してくれていることだったり...
毎日、
「今日は、私○○が担当です」と、
様々な看護師さんが病室にやってくる
が、実際にはなかなか話をする機会はない
その日の担当が誰なのか、
全くわからない日も多かった
実際には、
挨拶に来る看護師さんの方が少なかったのが
現実である
(私が入院当初)
「やったー。今日はこの看護師さんが担当だ!!」
と、喜んだ日もあれば、
ちょっと残念な日もあった
が、どうなのだろう
何かあればナースコールを押す
駆けつけてくれるのは、
おそらく、コールを受けた看護師さん、
もしくは、その近くにいるほかの看護師さん
“その日の病室担当”だからといって、
その看護師さんが来てくれる訳ではない
病院側としては
“担当”の割り振りは必要なことなのかもしれない
が、
私たち入院患者には、
あまり意味がないように感じていた
そして、不思議なもので、
好きな看護師さんにはなかなか当たらないもので、
「あぁ、この人には当たりたくないなぁ...」
と、思っていると、
かなりの頻度でお世話になったりする
何人もの看護師さんに担当してもらっていると、
言われることがそれぞれ違うのも、
患者としては戸惑うところだ
話しかけやすい人...
あまり相談にはならなさそうな人...
患者は、けっこう鋭い目で、
それぞれの個性を観察しているのかもしれない
私、個人的には、
“患者の気持ちを理解し、
知識と技量がある人”が、好みではあるが...
忙しいのも重々承知している
わがままを言う患者もいるだろう
苛立つことも多いと思う
が、どちらにしても、患者としては、
“心のこもった看護“を望んでいる
そして、
日々の激務と、優しい声掛けに感謝――
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