10月で-5.7℃は、
なんと、観測史上初らしい
秋がないまま一気に冬に突入した今季
すでに12月の気分である
そして、寒くなると出てくる痛み
そう、術痕だ
今年は寒さが早くやって来たせいか、
すでに1週間以上も前からはじまっている
主に痛むのは、
腋窩リンパ節郭清をした箇所
重~く、骨に響くようにズキズキするのだ
寒さで筋肉が強ばるのか、
腕の可動域も狭まる
腕自体も重い
頭より上に上げるのが、
いつも以上に苦痛である
私の身体の前面には、
いくつかメスの痕がある
ひとつは、
中学2年の時に受けた盲腸の手術あと
傷は、腹部右側に4cm
やはり、数年は痛んだ
特に寒くなると痛みが出たが、
今は特に痛みはない
ただ、くしゃみをする際、
前かがみにならなければ、激痛が走る
もうひとつは、
乳がん告知の半年前に受けた、
子宮筋腫の摘出手術
おへその下から恥骨へ向けて、
10cmの傷あと
小走りができるようになるまでは
半年ほどかかったが、
今は特に違和感も痛みもない
そして、乳がん告知前の、
左乳房の外科的生検の傷
さらに、左乳がん温存術の傷と、
腋窩リンパ節郭清の、7cmの傷あとだ
リンパ節郭清は、神経をいじっていること、
そして、脂肪組織ごと、
えぐり取っていることが影響しているのだろうか、
術後10年経とうとしている今でも痛む
痛むたび、
“乳がん”という病の大きさがどれほどのものか、
いつも感じさせられるのだ
ほかの手術痕の痛みは、
年月とともに薄れてゆく
消えてゆく
が、乳がんの手術だけは、
きっと、ずっと、続くのだろうな...
ズキズキと痛むたび、
「乳がんのことを忘れるな」――
そう、気を引き締められている気分だ
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