まず気を遣うようになるのが“食べ物”
「あれがいい」とか、
「これがいい」と耳にするたび、
試しているがん患者は本当に多い
食べ物によってがんが消えるわけではないが、
健康な身体を保つためには、大切なことである
そして当然のことながら、
「がんにいいと言われているもの」があれば、
「がんに悪いもの」という話も出てくる
私が聞いたところでは、
○肉
○糖質
...といったところだろうか
そういえば、かなり前になるが、
“牛乳が乳がんに悪い”という、
都市伝説もあったっけ...
それが本当なら、
牛乳嫌いで
15歳までほとんど牛乳を飲まなかったのに
乳がんになった私って...
もちろん、乳がんの原因は
ほかにもあるが...
なんでも、“がん”は、
“たんぱく質を好む”とか、
“糖質を餌に増えてゆく”
なんて言われているらしい
そこで出てくる話は、
「肉は食べてはいけない」
「糖質は摂ってはいけない」
という極端なものである
肉(たんぱく質)は、
私たちの身体を作ってくれている
糖質も、生きていく上では欠かせないものだ
そんな身体に必要不可欠な
たんぱく質や糖質を、
“がん細胞を増やさないために摂取しない”
というのはどうなのだろう
がんが縮小する前に、
私たち自身の生命維持が損なわれてしまう
それでは本末転倒なのではないだろうか
そもそもたんぱく質や糖質を摂らないことで、
“がん細胞が増殖しない”とは
どうしても思えないのだ
そして気になるのが、
野菜に使われている農薬や、
肉に使用されている抗生物質や
成長ホルモン薬
魚にも水質汚染の問題がある
野菜に関しては、
土壌や降雨、大気の汚染もどうなのか...
「身体に悪い、それらを排除した方がいい」
そんな声を耳にすることはある
が、私たちの生活の中で、
それらを完全に取り除くことは不可能だ
「これが身体に悪い」
と、声高に叫ばれても、
個々にはどうにもならないのが現状である
私もスーパーで買い物をする
職業柄、食材にはある程度気を遣う
が、どんな薬剤が使用されているかなんて、
把握はしきれない
せめて国内のもの、地元のものを選ぶのが精一杯
それでも本当に安全なのかは
私たちには知り得ない
あとは、一般食品類は、
なるべく添加物の少ないものを選ぶとか...
近年、がん患者を惑わすような、
煽る言葉が増えたような気がする
「そこに、歴とした“根拠”があるのか...」
そう疑わざるを得ないものが多いのも
また事実なのだ
「あれもダメ」
「これは良くない」
なんて言っていたら、
食べるもの、なくなるよね
それだけを、
毎日毎日たっぷりと食べるわけでもない
「美味しい」
「楽しい」
そう思いながらいただくのが、
一番いいような気がするのだ――
そんなことを語っている方たちは、
外食はしないのだろうか
出来合いのものは、
口にしないのだろうか...
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