雨音がまるで耳鳴りのように、
頭の中で奏でつづけている
私が乳がんの手術をして、
治療中に書店で手にした本たち
一番下になっている書籍は、
がん告知を受けた直後に購入したもの
“乳がん”がどういう病気なのか...
治療は...
抗がん剤はするのだろうか...
副作用は...
命は...
と、読みあさった
そしてこの時、
“抗がん剤治療をすれば、
子どもは産めない”
という現実を知り、
衝撃を受けるのだ
調べれば調べるほど乳房を失う恐怖感と
治療の副作用
そして、
「いつまで生きられるのだろう...」
そんな漠然とした不安が募っていった
“5年生存率”という言葉に
病の重大さを知り、
残された命の時間を実感した
目の前には絶望と、
“死”という言葉しかなかった
そんなことを、ふと思い出した朝
そんな思いを乗り越えて、
今日まで生きてきたんだな...
そしてこれらのファイルは、
乳がんに関しての新聞の切り抜き
この11年半の間に溜まったものだ
これでもほんの一部
ひとは、
自分が思っているより、ずっと強い
なんとか生きていけるイキモノなのだ――
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