いろいろあった
一番大きかったのは、
9月6日に起きた震災による、
北海道全土に及ぶ大停電だろう
あのときは、
何が起きているのかわからなかった
テレビも点かない
パソコンもつながらない
携帯で調べても、
早朝に大地震があったことしかわからない
なぜ何時間も、
震源から離れたこの街が停電なのか、
どこからも情報が得られなかった
そんな頼みの綱である携帯も、
やがてつながらなくなる
世間とのつながりは、
完全に途絶された
電気が通じたのはその日の夜中
遅いところでは、
3日以上電気が通らなかった
断水も続いた地域もある
住む家を失い、
家族を奪われた人たち...
そんな中、救われたのは、
街の灯りが消えた中で見上げた星空
あの満天の、
今にも降ってきそうな星空は、
何もかもが便利になり過ぎた社会を
忘れさせてくれる、
天からのプレゼントにも思えた
そして、
スーパーの棚から消えた食料品
今日、明日、
食べるものに困っている人たちが多い中、
買い溜めをする人びと
まともに買えるようになったのは、
震災から2週間を迎えた頃
それでもしばらくは、
価格も安定しない状況が続いた
今、スーパーの陳列棚に
あふれ返っている商品を見ていると、
なんだかホッとする
これが当たり前の景色
あのときの閑散とした店内は、
異様な光景だった
乳がんになって、
「この世に、“当たり前のことなどない”」
そう思ったはずなのに、
あの日の震災が、
忘れていた何かを
思い出させてくれたような気がした
そんな今年の書は...
やっぱり、
社会も、日常生活も、天候も自然災害も、
何もかもが乱れていた1年だった
来年は、
もっと明るく、
もっと楽しく、
笑顔あふれる一年でありますように――
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