腋窩リンパ節郭清
その後遺症もまた、
“乳がんであること”を
忘れさせてはくれない原因の一つだ
それは、
何年経っても消えない麻痺と痛み
(くしゃみをしても
電気が走ったような痛みが腕に響く)
重いものが持てないこと
土いじりや過度な日焼けに
気をつけなければならないこと
虫刺されに気をつけなければならないこと
腕の締めつけに
気をつけなけれはならないこと
清潔に保ち、
保湿に心がけること
血圧測定や採血は、
手術をした腕は避けること
そして何より、最大の懸念は、
“リンパ浮腫”である
「切除をしたリンパ節が、再生してくれたら...」
と、何度考えたことか...
入院前、術後の変化に備えて、
手首、前腕、上腕と、
左右それぞれ計測していた
退院後、家に戻って計ってみると、
やはり太くなっていた
手首は1cm、
前腕と上腕は、それぞれ2cm
腕を曲げると、ムチッとする
袖が、ピチッとする
手をグーに握ると、
明らかに浮腫んでいるのはわかる
手術前に着けていた指輪は、
当然のことながら、全て入らなくなった
そんな状態が12年
が、昨年(術後11年目)、
左腕が痺れるようになる
それも、もう1年
痺れのほかは、
特に浮腫みがひどくなることもなく...
なぜ痺れているのか、
特に理由もわからず...
そして今日、その左腕に現れた、
“痛み”という症状
ピリピリと、
炭酸が流れているような左腕
そこに、重い痛み...
「とうとう“浮腫”か...」
そんな思いが頭を過ぎる
これも、“がん”が残していった、負の副産物
“一生のおつきあい”...
か――
あすの朝には、この痛みが
引いてくれているといいのだが...
とにかく、
浮腫にならないことを願おう
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