りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

2022年03月

どんな一日でも――。

春めいた朝


そんな空に、ちょっとだけ彩雲――



2022/03/28 朝の空




月曜の朝から

なんとも気持ちのいい光景である




さて、今日も一日


泣いて過ごしても、

笑って過ごしても、


元気に過ごしても、

体調が悪くてベッドに横になって過ごしても、


それぞれが過ごす時間は、

それぞれに大切な1分1秒


どう過ごしてもいいのだ




さ、

4月へ向かってラストスパート――





   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


 

『16人に1人』という時代錯誤。

氷点下2.2度の朝



2022/03/27 空



が、日中は、
今季初の+10度超えの陽気

ぽかぽかとした陽射しに、
気持ちもなんだか軽くなる

あとは歩道に積まれた雪が融けてくれれば、
本格的な春である



*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜



私がいつも行っているスーパー

入り口の前に設置されている自動販売機の中に、
“ピンクリボン”の自動販売機がある

  ※売り上げの一部は寄付される



2022/03/27 ピンクリボン自販機 ①




初めて見かけたのは、7年前の2015年

「わー、
 ピンクリボンの自動販売機がある!!」

と、嬉しくもなった


当時、自販機に書かれていたのは...



2022/03/27 ピンクリボン自販機 ②

            

2022/03/27 ピンクリボン自販機 ③



 『日本では、女性の16人に1人が
  乳がんになると言われています』




私がこの自動販売機をみつけた7年前、
すでに日本人女性の乳がん罹患率は、

“12人に1人”

と、言われていた


「あぁ、ちょっと前の自販機か。
 仕方がないかな...」

そのときは、そう思った



その後も何度か目にしたが、
自販機本体にしっかり書かれたこの数字が
書き換えられることはなかった

世の中にこの自動販売機が
どれくらい存在しているのかわからない

すべてを書き換えるとなると
相当な労力だろう

しかも、罹患率は年々上がっている


そんな現在、日本人女性の乳がん罹患は、

『9人に1人』

この現実は、無視できない数字だ


この自動販売機を見て、

「日本人女性の16人に1人が乳がんになる」

そう思っている人がいる

  いや、
  ほとんど見向きもされないかもしれない

  見てくれるだけ
  ありがたいことなのかもしれない


真実を知らずに、

「へぇー、
 そんなに乳がんになる人がいるんだ...」

そう思っている人たちがいる



この自動販売機を製造したとき、
今後、罹患率が上がっていくことを
想定していなかったのだろうか

そしてこのまま
この自動販売機を使い続けるのだろうか――




   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


 

そろそろ“春仕様”。

とうとうプラスの気温になった朝

「冬に怠っていた足と腕の脱毛、
 そろそろはじめなきゃ」――



2022/03/26 春仕様 ①




腋窩リンパ節郭清をした左腕

たぶん...

いや、きっと、脱毛はしない方がいい


万が一、皮膚に傷をつけてしまったら...


感染症のリスクが高まる

そして、もしかしたら蜂窩織炎

さらにはリンパ浮腫――


そんなことを考えながら
15年続けてきた脱毛

術後1~2年の頃は腕を消毒していたが、
今はそのまま(もちろん、保湿は必須)

とりあえず、今のところ問題はないようだ




そんな“春仕様”


今日は、ウエアも明るい色にしてみる



2022/03/26 春仕様 ②




そして、もちろん...


2022/03/26 春仕様 ③



襟には“ピンクリボンバッジ”

  見づらい色合いになってしまった...




さ、

今夜は雨になるらしい


雪ではなく、“雨”


雪融けが、また少し進みそうだ――



  「パンプスで、
   早くアスファルトの上を闊歩したい」


  そんなことを思う季節




   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


 

『終末期療養遺族調査』と、母の死に思うこと。

全国のがん患者の遺族5万4千人が回答した、
『終末期療養生活実態調査』の結果が公表された
 (2022年3月25日:国立がん研究センター)

  ※『がん対策推進基本計画に基づき、
   国の委託により2018年から実施

   2017~2018年に死亡した患者の遺族、
   11万人を対象に行った調査




 【がん患者の終末期の
   療養生活に関する実態調査】



  ○亡くなった場所で受けた医療に
   満足している
               ・・・72%

  ○患者の介護で、
   自分にできるだけのことはできた
               ・・・66%

  ○心肺停止時に蘇生措置を行うか、
   家族・主治医間で話し合いがあった
               ・・・56%

  ○最期の1か月、
   望んだ場所で過ごすことができた
               ・・・48%

  ○最期の1か月、
   何らかの身体的な苦痛を感じていた
               ・・・47%

  ○最期の療養場所や蘇生措置など、
   家族・患者間で話し合いがあった
               ・・・43%

  ○最期の1か月、
   気持ちのつらさ(精神的な苦痛)を
   感じていた
               ・・・42%

  ○介護の負担が大きかった
               ・・・39%

  ○急に悲しみがこみ上げるなど、
   強い悲嘆症状が現れる
               ・・・31%

  ○抑うつ症状に陥った
               ・・・19%


  その他、

  ○医療者は、
   患者のつらい症状に速やかに対応した

  ○医療者は、
   患者の不安や心配をやわらげるために
   努めていた

    など、
    医療者への高評価は、合わせて82% 



  ※死亡時の患者の平均年齢・・・・78歳
   (80歳以上が50%を占める)

   内、何らかの介助が必要・・・・78%
     認知症・・・・・・・・・・13%


 
  ≪結果を受けて≫

   苦痛の緩和や患者の望みをかなえる話し合いが
   十分にできていない

   改善が必要



゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆




私の母は、甲状腺がんが5年後、
肺に転移

その2年後、さらに小脳に転移し亡くなった


亡くなる2か月ほど前、肺は、
まるでこれ以上水を吸い取れない、
スポンジのようになっていた

が、咳が出るわけでもない

呼吸も苦しくないと言う

小脳の転移は、
若干頭痛をもたらしたものの、
ほとんど痛むことはなかった


おそらく、
これだけ苦痛を伴わない末期がん患者は
そういないだろう、
主治医も不思議がっていたほどだ



そして私も、今回の調査結果と
母の末期を照らし合わせてみた

ほぼ当てはまるが、2つ違うものがあった

それは、

 ○介護の負担が大きかった
 ○抑うつ状態に陥った


“介護の負担”に関しては、
母と一緒に暮らしていなかったため、
日常的な世話はなかった

ただ、
父に負担がかかっていたように思う


“抑うつ状態”に関しては、
やること、考えることがたくさんありすぎて、
それどころではなかった



私自身ががんであり、
がんの親を看取ることは、
自分の今後と重なり、つらいものだ

「私も最期はこうなるのか...」

そんな目で見ていた


が、私自身ががんであることで、
“がん”という病を理解していない父の支えに
なれたのではないかと思う

そしてなにより、
母がそんな私を頼ってくれていた気がする


母に死期を悟られまいと、
最後はたくさん一緒にいてあげられなかった

それだけが悔い

が、それはそのとき、
私が出した決断

「りか、なんでこんなに私のそばにいるの?
 私もうすぐ死ぬから?」

母にそう思われないことが、
私の望みだったから――




   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


 

木曜の午後――。

氷点下3.7度

暖かな朝だ


ようやく春物のコートに袖を通せる気温

が、まだ雪が残る足元は、
パンプスでは厳しい

中途半端な季節である




そんな今日は、午後から美容院へ



FullSizeRender



新型コロナウイルス・オミクロン株感染拡大で、
なかなか行けなかった美容院

何か月振りだろう...

伸びに伸びた髪を10cm近くカット


ここは、
もう何十年もお世話になっている美容院

私の乳がんがわかったときは、
真っ先にここに来た

「ウィッグのカタログ貸してください」――

肝臓に転移が認められたため、
手術より先に
化学療法をすることになっていた

私の乳がんを知って、先生は泣いてくれた


私が子どもの頃から、
家族ぐるみでつきあいがあった先生

「実はこの間、
 母にも甲状腺がんがわかって...」

と、さらに驚かせ、泣かせてしまったのだ


今でも時々、
こうして髪を切ってもらいながら
私のがんのことや、
亡くなった母のことを話すことがある

そんなときは、
決まってお互いの目が潤む

それでも最近は、
ようやく笑って話せるようになってきたかな...

“時間”とは、本当に“いい薬”だと思う




夕刻


2022/03/24 夕方の空



まだ白い大地に降りそそぐ陽射し――




そんな午後は、
先日いただいたチョコレートにも癒されて...



2022/03/24 GODIVA




   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


 
りかこプロフィール

 
■2009年5月より
医療機関開催『がんサロン』発行による『がんサロン通信』にて、体験記・エッセイ執筆
(■2026年2月よりピアサポーターとして『ピアサポーター通信』を新たに執筆開始)

■2010年9月
市広報にて体験記掲載

■2011年8月31日
乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍自費出版

■2012年1月21日
講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』

■2012年4月5日
FMオホーツク『乳がんについて』FPとの対談

■2012年4月
キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載

■2013年6月より
医療サイト『ドクターズガイド』、ブログ掲載

■2016年9月14日
フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送

■2020年3月
一般社団法人全国がん患者団体連合会『がん教育外部講師講座』修了(北海道教育委員会にがん教育外部講師として登録)

■2021年10月
『がん予防功労者表彰』(道・市・健康づくり財団・対がん協会4社共催)

■2023年5月
北海道がん患者連合会『がん教育講師派遣養成研修会』終了

■2025年10月
北海道医療ソーシャルワーカー協会主催『がんピアサポーター養成研修会』受講終了

■その他
講演、ピンクリボン運動、ピアサポーターとして活動中

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■国家資格
1994年10月、調理師免許取得(食と健康を考える乳がん経験者)

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■2024年より
子ども虐待防止『オレンジリボン運動』サポーター

■2024年10月
市民観光アンバサダー就任

乳がん履歴
■2002年3月3日(日)
 左乳房にしこりをみつける  

■2002年3月4日(月)
 視触診の結果“良性”と診断

■2006年11月8日(水)
 左乳房のしこり再受診  

■2006年11月15日(水)
 左乳房のしこり一部切除
  (外科的生検)

■2006年11月28日(火)
 乳がん告知      

■2007年1月11日(木)
 左乳がん手術

■2008年7月8日(火)
 局所再発の疑いで、
 細胞診・組織診(結果は良性)

■2009年2月17日(火)
 対側(右)乳がんの疑い
 (前年からしこりあり)経過観察

■2010年2月16日(火)
 右乳房細胞診(結果は良性)
手術・治療の経緯
■がん細胞の種類(しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)
  (化学療法・放射線が効かない稀ながん細胞)
 ・非浸潤性乳管がん

 ・核グレード 2
 ・ER  90%
 ・PgR 10%
 ・HER2(-)

■術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・乳房扇状部分切除(4分の1強切除)

■治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤、
  4週間毎、2年間(25回)投与
 ・抗エストロゲン剤(クエン酸タモキシフェン)、
  5年服用
その他の病歴
■2006年5月
 子宮筋腫(漿膜下筋腫)核出術(10㎝の開腹手術)
  ・10cmの筋腫   1個
  ・8cmの筋腫   1個
  ・2~3cmの筋腫  4個

■2023年7月18日
 ・臼蓋形成不全発覚(先天性)
 ・変形性股関節症に進行(両足)

■2024年10月
 骨粗鬆症判明

■2025年10月12日
 突発性難聴発症(左耳)
母の甲状腺がん(乳頭がん・転移性がん)
■2006年11月(私の乳がん告知の約2週間前)
 甲状腺がん告知

■2007年1月(私の乳がん手術の2週間後)
 甲状腺摘出手術・頸部リンパ節郭清

■2007年5月
 術後療法(RI治療・1回)
  通常2~3回の治療が必要なところ、
  1回の治療で身体の中にがんがないことが
  確認される

■2009年5月
 頸部再発
 (切除手術後、放射線治療を受ける)

■2012年5月
 肺転移確認

■2015年5月
 小脳転移確認

■2015年7月18日
 永眠

  ※遠隔転移後の治療法・治療薬なし
ブログ記事検索
月別アーカイブ
たくさんの仲間のブログが見られます
Pinky Ring 黒


子ども虐待防止『オレンジリボン運動』
子ども虐待防止「オレンジリボン運動」
メッセージはこちらへ
コメント欄について
■コメント欄は、2013年11月28日より認証制とさせていただきました。
 これまで通り投稿していただけますが、コメントが反映されるまでお時間をいただくこととなります。
 非公開希望の方は、その旨書き込んでいただけるとそのように対応いたします。

■また、2014年5月22日より、スマートフォンからのコメント投稿による誤送信を防ぐため、画像認証制を取り入れさせていただきました。認証英数字は“半角”での入力をお願いいたします。
 お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

■営利目的だと思われるリンク、また、不当なリンクやコメントは削除させていただいています。また、個人を特定するものや商品名なども、編集・削除させていただく場合があります。

~~~~~~~~~~~~~~

≪2015年9月2日より、コメント欄を閉鎖させていただいております≫

~~~~~~~~~~~~~~

≪2016年11月2日分より、コメント欄を開放しております≫

■非公開希望には対応しかねますので、コメントの投稿を控えていただきますようお願いいたします。

■個人を特定するもの、商品の宣伝、不当なリンクなど、編集・削除させていただく場合があります。

■公開が原則となっています。良識のあるコメントをお願いいたします。

~~~~~~~~~~~~~~

≪2016年12月3日分より、コメント欄を閉鎖させていただいています≫

~~~~~~~~~~~~~~

≪ランダムで開放しています≫

『りかこの乳がん体験記』QRコード
QRコード
ライブドアアプリ読者登録
LINE読者登録QRコード
著作権について
   © Rikako,2011

このブログの文章・画像などの無断使用を禁止いたします。