「例えば、80歳まで生きるとして――」

まだ乳がんがわかる前のことだ
私はある女性と話をしていた

さすがに会話の内容までは覚えていないが...

「え!? りか、80歳まで生きたいの!?」

私の声を遮るように言葉を発した彼女

「え? いや、“例えば”の話で...」

面喰って私は答えた

この時、日本人の平均年齢を考えて、
一応自分の寿命を“80歳”と仮定してみたのだが...

「本当に80歳まで生きたいの!?
 そんなに長生きしたいの!?」

そう繰り返す彼女

さらに彼女は続けた

「私はイヤだな。そんなに生きたくない」――


それから暫くして、私の乳がんがわかった

彼女は私が長い間、
乳房にしこりを抱えていたことを知っている

乳がんが、どれほど命に関わる病であるのかも...


今でもこの時の情景を思い出す

彼女はこの会話を覚えているだろうか


覚えていないことを願いたい――



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