2006年12月5日(火)

骨RI検査と、胸部CT撮影

今日は検査だけのはずなのに、看護師さんに、
「検査が終わってから先生がお話があるそうです」
と、言われる

『今日は主治医との面談はない。
 なのに突然“話がある”なんて、
 前回の検査で何かよくないことがあったのは
 間違いないだろう。
 いや、がんを5年も放置したんだ。
 何かあって当たり前。これくらい、想定済みだ』


まず...

主治医によると、
おっぱいのがん細胞は、
学会に出してもいいくらい珍しいものらしい

明細胞がん...クリアセルは、
たまに腎臓にできることがあるので、
もしかしたら、
腎臓からおっぱいに転移したものかもしれない

もしぞうだとしたら、
腎臓は摘出しなければならない


そして、先日の造影剤を使ったCT検査の結果、
肝臓に影が写っていた

もし、肝臓からの転移で
おっぱいにがんができたのなら、
治療法も薬も全く違ってくるらしい

おっぱいも切らなくていいらしい

その場合、
「予後は極めて良好」だとも言っていた

乳がんの方が、タチが悪いみたいだ


でも、また検査になった

今度はMRIだ

肝臓の影ががんかどうか調べるらしい

もしがんだとしたら、肝臓とおっぱい、
どっちが先にできたのかわかるようだ

でも、どっちにしても
転移していることに変わりはない訳で...

楽観はできない


今の病院も医師も、
昔とは全く対応が違うことに驚いた

主治医もとても親身になってくれて、
話しやすい人だ

何でも話せそうな感じがする

そして私はそんな主治医に
やり場のない憤りをぶつけた

「“そのままでいい。
 大きくなったら切らなきゃいけない”って言われて
 大きくなったから切りに行って、
 切ってみたら悪性だった...と言われても
 腑に落ちない。
 5年前にしこりをみつけてるのに...」

そんなこと、今の主治医に言っても仕方がない

わかってはいる

でも、あまりに理不尽で......

『こんな時、医師なら...、
 この先生なら、なんと答えてくれるだろう...』


一瞬の間のあと、主治医は口を開く

「うーん...。
 (しこりをみつけた時の病院と
  しこりを切った病院は)、同じ病院?」

「はい。同じ病院です」

「でも、前のこと言っても仕方がないから、
 これからのこと、考えましょ」

『これからのこと...』

わかってる

わかってる

でも......


しこり発見から5年も経っている

おそらく主治医は悪い方に考えていると思う

私もそう思ってる

ただ、肺と骨には転移はなかった

もう、全身ボロボロだと思っていた


彼がネットで調べてくれた情報によると、

『医者と患者のコミュニケーションが大切。
 よく話し合って、納得のいく治療を...』

と出ていた

昔は、患者は医者の言いなりになっていた

今は患者が希望を伝えてもいいことに
戸惑っている


おっぱいにまだしこりが残っているようなので、
主治医はエコーで診てくれた

が、前の医院で切ったところが硬くなっているので、
判断がつかなかった


検査をして、
これから治療をしていかなければならないことは
充分わかっている

でも、どんな結果が出るのかを考えると、
検査を受けるのが怖い

緊張する

できることなら、
検査を受けないでこのままでいたい......


今は検査もこんなに進化している

医学が進歩したのは薬だけじゃないんだ

より確実な治療ができることに、感心、感謝...


今日はがん告知を受けてから、
はじめて涙を流さなかった

人って、強くなるんだなぁ...



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★しこり発見から治療までの経緯は⇒
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