2006年12月6日(水)

昨日は、
「肝臓が先のがんならおっぱいも切らなくていいし、
 乳がんとしては予後も極めて良好」

そう言われて、ちょっと嬉しくなった

でも色々考えると、結局は“転移”なんだよね

“転移”と聞くと、もう長くはないイメージがある


ダメだ...

悲しくなってきた


考えてもどうにもならないのはわかってる

検査をして、
治療方針を決めるということもわかってる

でもコワい......


胃が痛い

胃潰瘍できそう...

考えすぎて、違うところ悪くなりそう...


手術や薬で延命して、
そこまで生きる意味があるのだろうか......



    2006年12月8日(金)

二十歳の頃からずーっと気になっていた数字
今年、その年齢に達した

子宮筋腫のことかとも思ったけれど、
手術をしてもなんだか気持ちがすっきりしない


そして、今回のこと...


気になっていた数字は乳がんだったのか...

私はまもなく、死ぬのだろうか......



    2006年12月9日(土)

今日、母と出かけた

以前の勤務先へも寄ってみた

一緒に仕事をしていた人たちの顔を見ると
泣きそうになった

必死にこらえた

母の前では泣きたくないから


病院へ検査に行く以外は、
がん告知後、今日がはじめての外出

“気晴らしに...”との思いもあったけれど、
逆に気が滅入った

「どうせ、あと何年生きられるか......」

そう思ったら、何も買う気になれなかった

洋服やアクセサリーも、
何も見る気持ちにはなれなかった



    2006年12月11日(月)

昨日、彼に、
「籍だけでも入れようか」と言われた

素直に、とっても嬉しかった


でも少し時間が経って冷静に考えてみると、
そんなに簡単なことじゃない

何より、彼はまだ、
私の病気のことをご両親に話していないらしい


治療がはじまれば、
私はもう、子どもが産めない身体になってしまう

そして私が死んだら、
彼の籍を汚してしまうことにもなる


彼とつきあって14年

色々あってここまで来てしまったけれど、
病気が結婚の引き金になるとしたら、
こんな皮肉なことはない



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★しこり発見から治療までの経緯は⇒
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