それも、結構な量だ
さすがに3~4日前から体調不良
貧血と思われる倦怠感、動悸、息苦しさ、吐き気、
そして今朝は、
歯がガチガチとな鳴るほどの寒気に襲われた
今日の朝は、もう何も口にできないほど、
食欲も落ちた
2週間ほど様子をみようと思っていたが、
これだけの出血が長く続くとさすがにしんどい
収まる気配もない
...ということで、急遽、病院へ――
月曜の朝一
混んでいると思ったが、
まだ診療前の産婦人科は意外にも空いていた
うなだれるように待合室のソファに陣取る
すでに身体を支えていることさえしんどい
すぐに呼ばれ、まずは採血
貧血がないか調べるためだ
が、寒さと寒気で手が冷え切り、
なかなか血管が出ない
それでなくても出づらい血管
「こっちの腕(右)の方がいい?」
と、看護師さんに左腕を出すよう、
やんわりと促されるが、
「左腕は乳がんの手術をしてるので、
できないんです」
そういうと、
「あ、ごめんなさいね」と、優しく謝られる
婦人科は、下半身がカーテンで仕切られる
なので、声は覚えていても、
看護師さんの顔はほとんど見たことがない
『ああ、あの声の人って、この人だったんだ...』
と、点が線で結ばれる
採血が終わると、次は内診
経膣超音波検査だ
出血時の婦人科ははじめて
かなり抵抗があったが、
具合の悪さが優先して
ほとんどどうでもいい状態
超音波のモニターを見ながら、
カーテンの向こうで、
医師が何やら呟いている
「腺筋...筋腫...卵巣が...。
ダメだったら掻爬する」
『掻爬!?』
その言葉に、なんだか不安になってゆく
「内膜は厚くなってないから、
がんではなさそうだね」
『がん検診は2ヶ月前にしたばかりだから、
たぶん大丈夫だとは思っていたけど...』
一通り診察が終わると、
次は医師からの説明がある
まずは採血の結果だ
「貧血なかったよ」
『え? そんなはずは...』
医師が教えてくれたヘモグロビンの数値は、
私の人生史上、最高の数値
私自身も、はじめて見る高い値だった
『では、貧血時の症状である、
倦怠感や動悸や息苦しさ、吐き気、
そして、あの体調の悪さはなんだったのだろう...』
医師は続ける
「この場合、
普通はホルモン剤で出血が止まるんだけど、
りかこさんは乳がんやっているから、
ホルモン剤は使えないから――」
『前は、私が乳がんをしたことを忘れて
ホルモン治療勧められたことがあったけど、
今日は忘れられていなかった...』
「ホルモン剤は使えないから、
とりあえず、止血剤出しておくね。
10日分出しておくから、
10日経っても出血が止まらなかったら来て」
『10日か...。
まだそんなに出血、続くのかなぁ...。
もし止まらなかったらどうなるのだろう...』
診察時の、医師が口にした、
“掻爬”という言葉が頭を過ぎる――
乳がんの治療から、
翻弄され続けている婦人科への影響
“女性ホルモンのバランスが崩れる”って、
こんなにも大変なことなのか...
1日1回、応援のクリックお願いします
日々の励みになります

↑ 両方押していただけると嬉しいです ↑
★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら

