どんよりと重い空がそうさせたのか...
やっぱり朝は、青空で目覚めたいものだ
さて、
「時間が勿体ない」――
これは、もともと、私の口癖だった
そんな私が乳がんになり、
もっと「時間が勿体ない」と思うようになった
「命には期限がある。
だから時間を無駄には使えない」
そう思うようになった
生きているうちにできること...
今のうちにしておかなければならないこと...
数分の待ち時間でさえ、無駄な時間に感じた
人生、
そんなに突っ走ってばかりはいられないのに、
生き急いでいたな...
そして、年々短くなってゆく睡眠時間
乳がんになって最初の2年は、
“がん”という病のせいで眠れなかった
そこに薬の副作用も加わり、不眠は続いた
眠ること自体も怖かった
「明日の朝、目が覚めるのだろうか...」
そんな不安に、毎晩襲われた
朝が来て、目を覚ますと、
「あぁ、今日も生きていた」――
そんなふうに思った
そんな今は、
寝るのが勿体なくて、つい夜更かし
すっかり寝不足続きだ
が、1度短くしてしまった睡眠時間を
再び戻すのはなかなか難しい
しっかり睡眠をとることも、
生きていくために大切な仕事なのに...
しんと静まり返った漆黒の闇
窓の外に見える家々の窓に灯りはない――
そんな孤独も、
ここに生きていることを強く感じさせてくれる
昔、母に、言われたことがあったっけ
「そのうち、一生眠れる」
と...
“なんて母親だ...”と、
心の中で反抗したっけ...
さて、今日は少し早めに
冷たいベッドに入るとするか――
1日1回、応援のクリックお願いします
日々の励みになります
↑ 両方押していただけると嬉しいです ↑
★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら