先日、とある企業の、
『がん経験者』に関しての
いくつかの質問に答える機会があった
 (ネットでの回答)

“がん種”や、“どんな治療をしたか”など、
はじめは順調に書き進んでいた


が、後半に、こんな質問があった

それは、

「現在のあなたの状態を教えてください」

というもの

回答は、選択式


  □治療中
  □経過観察
  □寛解
  □予後
  □その他



この中から一つ選んでチェックを入れるのだ


悩んだ...


  □治療中

   私はすでに治療を終えているので、
   これは違うのは明らかだ


  □経過観察

   もちろん、これも違う

   もう医師の指示による全身検査も
   受けていない

   が、“完治20年”の中にいると、
   まだ“経過観察中”の気分だ


  □寛解

   もともと“寛解”という言葉は、
   血液のがん*に使う言葉だと聞いたことがある

   が、
   大腸がんや乳がんなどでも使われているようだ


    *)たとえば、急性骨髄性白血病の場合、
     はじめに“寛解導入療法”という、
     抗がん剤で白血病細胞を叩く治療が行われる

     治療後、
     骨髄中に存在する白血病細胞が
     5%以下になったとき
     “治療効果があった”と判断され、
     “寛解”となるらしい


  □予後

   “予後が悪い”
   “予後良好”

   など、病気の経過や
   見通しなどに使われる言葉

   “余命”という意味でも
   使われるようだが...




...と、考えると、
この中からひとつ選ぶとすれば、

やはり、“寛解”が一番近いのだろう

それともいっそのこと、
“その他”にしようか...


自分の中ではまだ“寛解”の感覚はない

“完治まで20年”と考えると、
あと5年あるわけだ

その後も
“再発しない”という保証もない


...まぁ、今後のことは、
どうなるかわからない

“今現在の状況”としてはやはり“寛解”か


...ということで、
なんとなく腑に落ちないまま
“寛解”にチェックを入れる



ほかの人から見れば今の私の状況は、
誰もがきっと、“寛解”と言うだろう

が、本人にしてみれば、
そんなに簡単にはいかないのだ――




  今日の夕刻


2022/05/23 夕方の空



  爽やかな空

  が、
  天気が崩れる前触れかもしれないな...




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