りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

病気・治療

『脳死下の臓器提供』 ~がん患者の提供は――~

『2025年、
 脳死下の臓器提供 146件』――

先日の新聞記事の見出しに
目が留まった

「そういえば、がん経験者って
 献血もそうだけど
 臓器提供もできなかったんだよなぁ...」


昔、使っていた健康保険証

臓器提供の意思が
書き込めるようになっていた

「でも、私は乳がんをやっているから
 関係ないや」

そう思っていた


今はマイナンバーカードに
臓器提供に関して記入できるようになっている

2026/01/20 マイナンバーカード


が、未だ空欄のままだ


そう、その昔は、

『がん経験者は臓器提供できない』

そう言われていた
(献血も同様。
 臓器提供できるのは角膜だけ)


が、今は定義が変わってきている

例えば、
 ○早期がんで、完全切除している
 ○治療が終了し、長期間再発がない
 ○がんの種類によって、
  “リスクが極めて低い”と判断される場合

がんの種類や再発のリスク、
経過年数、転移の有無によって
医療側が総合的に判断し、
臓器提供に至る場合がある


ちなみに、献血

これも、
「がんを経験しているとできない」と
言われていた

が、現在では、
 ○治療終了から再発がなく
  5年が経過していること
 ○経過が良好であること

など、条件を満たせば
献血ができるようになった


定義が変わってきた大きな理由は、
“がん患者が増えたこと”

がん経験者すべてが
臓器提供も献血もできなければ、
助かる命も助からなくなる

それでなくても血液は
今、足りていない

そして、高齢化社会

高齢になればがんは増える

そうなれば提供する人はさらに減る

増えていくがん患者に
血液は足りなくなる一方だ

  ※輸血は、がん患者に
   一番多く使われている



昔、“献体”は考えたことがある

が、“臓器提供”となると
なかなか決断には至らない

なぜだろう...

臓器提供は、死後、すぐに
身体にメスを入れられるイメージが
あるからだろうか


生身で生きていると、
痛みや感情が先に立つ

死んでしまった身体には、
痛みも感じなければ
なんの感情も抱かないのに

なのに、
メスを入れられる痛みや恐怖感を
想像してしまうのだ


マイナンバーカードの臓器提供欄は、
まだ空白の状態が続きそうだ




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『5年生存率』 ~“全国がん登録”初集計(部位別)~

厚生労働省は14日、

「2016年に“がん”と診断された人が
 5年間生きている割合、『5年生存率』」

を、公表
(2026年1月14日)

すべての患者が登録される、
“全国がん登録(2016年開始)”の
データを基にした初の集計となる


  【主ながんの5年生存率】

  ○前立腺   92.1%
  ○甲状腺   90%超
  ○皮 膚   90%超
  ○乳房(女性)88.0%
  ○子宮頚部  71.8%
  ○大 腸   67.8%
  ○胃     64.0%
  ○卵 巣   58.6%
  ○肺     37.7%
  ○肝 臓   33.4%
  ○膵 臓   11.8%

  ※15~99歳(小児がんを除く)


  【小児がん(15歳未満)】

  ○リンパ腫・
   リンパ網内系腫瘍   95.7%
  ○白血病・
   リンパ増殖性疾患など 82.2%
  ○交感神経系(自律神経系)
   神経芽腫など     78.5%
  ○中枢神経系(脳・脊髄)
   脳腫瘍など      60.8%


  ※2016年に新たにがんと診断された、
   約99万人が対象

  ※『5年生存率』は、治療効果の評価や
   病気の経過を予測する目安に使われる


  ちなみに、2022年と2023年に
  “がん”と診断された人数は――

   2022年・・・99万930人
   2023年・・・99万3469人

   ※新型コロナウイルスが
    流行をはじめた2020年、
    一時減少したがほぼ横ばい



下記も併せて公表

  【2023年に
   がんと診断された部位別の人数】

   ○男性・・・55万6059人
    ・前立腺:10万2094人
    ・大 腸: 8万5208人
    ・ 肺 : 8万1381人

    ※大腸がんは、50代前半から増加
    ※肺がんは、60代近くに急増


   ○女性・・・43万7406人
    ・乳房:10万2592人
    ・大腸: 6万8830人
    ・  肺 : 4万2607人

    ※乳がんは、30代前半から急増
    ※胃・肺がんは、
     50代後半以降に急増

    ≪りかこの感想≫
     乳がんの若年化は年々感じているが、
     “30代前半から急増”というデータに
     改めて驚く

 

  【都道府県別、
   人口10万人あたりの罹患者数】

     1位 秋田県・・・411.4人
     2位 宮城県・・・395.7人
     3位 北海道・・・395.4人
      ・
      ・
      ・
    47位 宮崎県・・・346.4人

    ≪りかこの感想≫
     やはり、東北・北海道は
     がん罹患率が高い。
     塩分の高い食生活や
     喫煙率の高さもそうだが、
     地方は高齢化率が高いことが
     理由に上げられそうだ。
     (高齢になるほど
     がんのリスクが高まる)


  ※人口分布を“同じ”と仮定する、
   『年齢調整罹患率』から算出

 ◎2016年に開始された『全国がん登録』
  今回で8年分が公表されたことになる



『全国がん登録』とは――

  制度がはじまったのは、2016年。

  “がん登録推進法”に基づき、
  がんと診断されたすべての人のデータを
  医療機関から収集する仕組み。
  がん患者を診察したすべての医療機関に
  患者情報の登録が義務付けられている。
  得られた集計や分析結果を、
  効果的な治療や検診などの予防推進に
  つなげるのが狙い。

  それまでは、病院が都道府県を通じて
  国立がん研究センターにデータを届ける、
  『地域がん登録』があったが、
  任意参加のため、地域によって取り組みや
  情報の精度に差があると指摘されていた。

  ほかに、
  がんの専門的な治療をする病院が参加する、
  『院内がん登録』がある。


『全国がん登録』と、『院内がん登録』の違い

       全国がん登録   院内がん登録

 実施主体  国(厚労省)    各病院

 対  象  日本で診断され  その病院で 
       たすべてのがん  診断したがん

 法的義務  あり       なし(拠点病
       (届け出義務)   院などが実施)

 主な目的  国・自治体の   病院の診療の
       がん対策     質の向上

 データ内容  罹患・診療・   部位・進行度・
       転帰など     治療内容など詳細

 公  表  全国統計として  病院ごとの成績とし
       公表       て公表されることも



*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜



朝の気温、-19.9℃

「あとちょっとで20℃だったのに...」

と思うのは、
きっと北海道人のあるあるかもしれない


日中も-6℃と寒い一日となる


あしたもあさっても冷えそうだ


  今日のハロ

2026/01/19 ハ ロ

  うっす~

  もちろん、まもなく消えた




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“おくすり手帳”事情

「おくすり手帳、持ってますか?」――


2025/12/11 お薬手帳


調剤薬局へ行くと、そう聞かれる

  昨年まで通っていた整形外科の
  隣にある調剤薬局では、
  それすら聞かれたことがない

  そのため、初めて行ったときは、
  出し慣れていないため
  提出するのを忘れてしまった
  (未提出のため、
   40円多く支払っているはず*)

  2度目は、
  「おくすり手帳、
   出したほうがいいですか?」と、
  こちらから聞いたくらいだ

  「あ、持ってたら出してください」
  という、なんともぞんざいな態度

  提出すると、奪い取るようにして
  さっさと奥へ持って行った

  この薬局、感じが悪くて
  本当に嫌だった
  (男性の薬剤師さんは、
  とっても対応がよかったのだが...)

   ※この薬局に関しては、
    過去にもブログに書いている

  そして、整形外科が昨年末に閉院

  それに伴ってあの薬局もなくなった

  安堵したが、
  あの感じの悪い女性薬剤師は、
  今頃どこに勤めているのか...


昔、“おくすり手帳”は、

“自分が飲んでいる薬を把握できない、
 おじいちゃん、おばあちゃんが持つもの”

だと思っていた

乳がんになったとき、
ホルモン剤を服用することになり、
そのとき初めて
長期に継続して飲む薬ができた

「おくすり手帳作りますか?」

そう聞かれたが、
自分の薬ぐらい把握はできる

しかも、飲む薬はたった1種類

覚えられないくらい、
たくさん飲むわけではない

持っていても邪魔になるだけだし、
使うこともないと思い、

「要らないです」

と、断った

それにそのときは、
おくすり手帳を作るための料金も
かかると思っていた


今から7~8年前になるだろうか

胃を悪くして、
あるクリニックにかかったことがある

そこで出されたたくさんの薬

が、胃の薬なんて、
長期間に渡り飲むものでもない

薬局で、
「おくすり手帳は要らないです」

そう言ったのだが、

「ただで作れるし、
 持っていると安くなりますよ。
 それに今なら、
 これを差し上げています」

と、栄養ドリンクを1本差し出した

『そっか、安くなるのか...』

  *)薬学管理料が
    約40円安くなる

そしてそこで初めて、
“おくすり手帳”を作った


その“おくすり手帳”

この数年、使う、使う...

持って歩くのはちょっと面倒だが、

「これは便利だ」

ということに気づく


実はこれ、本当は、
いつも持ち歩いているほうが
いいらしいのだ

...というのも、
万が一、外出先で事故に遭った場合や、
倒れてしまったとき

おくすり手帳があると、
病気や通院先、
服用中の薬の把握ができるので
早く対応できるらしい


“かかりつけ医”と同じに、
「“かかりつけ薬局”を持つといい」と
よく聞く

私も過去に、
乳がんの治療薬を処方してもらっていた薬局を
“かかりつけ薬局”にしようと思っていた

そして、ほかの医療機関にかかったとき、
わざわざその薬局に
処方箋を持って行ったことがる

が、科が違うと、
その薬を置いていない

結局、取り寄せるのに
1時間ほどかかるということで、
再びかかった医療機関の近くにある薬局に
戻った経験がある

“かかりつけ薬局”と言っても
現実的ではないのかもしれない

結局、かかった医療機関の
近隣にある調剤薬局に行くほうが
圧倒的に便利だ


まさかこんなに
おくすり手帳を使うことになるとはね...



*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜



夕方から降りはじめた雪

夜になって吹雪きはじめた

今夜からあすの午後にかけて大荒れ

80cmの雪が降るらしい


そんな寒い夜

今季3度目の入浴

2025/128/14 入 浴

今夜はこの入浴剤で――

身体が温まって、
股関節の痛みが楽になりますように

  きっと無理だけど

血流がよくなって、
耳の聴こえが回復しますように

  もう無理だけど


吹雪の被害が出ませんように...



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アメリカのがん治療の費用

-3.5℃

きのうの予報までは下がらなかったものの、
ちょっと冷え込んだ朝

そろそろ毎朝の窓の結露拭きに
忙しい季節だ


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


以前テレビで
こんな光景を目にしたことがある

それはアメリカの病院

体調が悪くて
病院に行ったと思われる黒人女性

院内の廊下の椅子に腰かけていたのだが、
そのうちに廊下に倒れてしまった

場所は、病院

誰かがすぐに
助けに来てくれるものと思っていた

が、誰も彼女を助けようとはしない

近くを通る看護師たちも
見て見ぬふりで素通り

そんなことが何度もあった

そうこうしているうち、
男性の看護師だろうか

廊下に倒れている女性が
「邪魔だ」と言わんばかりに
彼女を足蹴にした

そこは病院

病気を治してくれるところ

命を救ってくれる場所

なのに医療従事者たちは
誰一人として彼女を救おうとしない

「なんてことだ...」

それは彼女の肌の色が違うから?

それとも、
彼女に治療費が払えないと思ったから?

状況から察するに、
このようなことは
日常茶飯事なのだろうか


日本には“国民皆保険”がある

“高額療養費制度”もある

それに比べアメリカの医療費は
かなり高額なイメージだ

それでなくてもがん治療は
決して安いものではない

「アメリカのがん治療費は、
 どうなっているのだろう...」

...ということで、
アメリカの医療費を少し調べてみた



 【がんの治療費】
  ○肺がん(早期)
   ・手術と化学療法
      ⇩
    約40~60万ドル
    (約6000~9000万円)

  ○乳がん
   ・部分切除とホルモン療法
     まさに私がやった治療
      ⇩
    約30~50万ドル
    (約4500~7500万円)
     払えるわけがない

  ◎日本のような“国民皆保険”が存在しない

  ◎医療は基本的に市場原理で動いているため、
   医療機関ごとに自由な価格設定が可能で
   たとえ同じ治療であっても
   医療機関によって費用に大きな差が出る


 【保 険】
  ◎民間の保険に加入していれば、
   自己負担額は年間最大5000ドル
   (約750000円)程度に
   抑えられるケースもある
    それでも高い

  ◎ただし、保険の内容によっては
   カバー範囲が大きく異なり、
   保険に入っていない人は
   自己破産に至るもケースも少なくない
    病気もしていられない

  ◎多くの人は“雇用主提供の保険”に
   頼っているのが現状
   (保険のために
    定年後も働き続けている人もいる)

  ◎低所得者や高齢者向けの公的保険もあるが、
   カバー範囲や質には限界がある


  ≪医療保険料の平均(月額)≫
   ○個人プラン
    約477ドル(約7万2000円)
     ※州や年齢によって変動

   ○家族プラン
    約1872ドル(約28万3000円)
     ※企業提供の保険の場合

   ○自営業者・個人加入
    約200~600ドル(約3~9万円)
     ※保険内容によって
      大きな差がある

     保険料もバカ高い

  ◎治療は保険だけでは賄えず、
   さらに自己負担も発生する
   ・免責金額
     年間で一定額までは全額自己負担

   ・定額負担
     診察ごとに支払う定額
     (例:30ドル)

   ・割合負担
     治療費の一定割合を負担
     (例:20%)


 【アメリカのがん治療と
    経済的理由による断念】

  ◎治療を受けられない理由
   ・保険未加入者は
    治療費が全額自己負担になるため、
    数千万単位の費用が払えず
    治療を諦めることも

   ・保険加入者でも
    免責額や自己負担が高く、
    治療を遅らせたり中断するケースも

   ・治療の選択肢が限られる
    (最新の薬や
     治療法が保険適用外の場合、
     選べないことも)

   ※がん患者の3割が「経済的理由で
    治療を遅らせた経験がある」との
    調査報告もある

    私も治療費が払えず、
    治療を途中で
    やめようと思ったことがある

    もちろん日本でも、
    そのようなは話は少なくない

    「医療費を捻出するために働いている」
    という話も珍しくはない


 【それでも救いはある】
  ◎無保険者のために
   無料診療所を運営する医師たちがいる

  ◎医療格差に抗う、
   黒人女性医師のネットワークがある

  ◎路上の人々に医療を届ける
   移動クリニックをする人たち

  ◎人種差別に抗議し、
   医療現場の偏見をなくそうとする
   看護師たちの連帯運動の存在

    本当は、
    このような活動がないのが
    理想の医療なのだと思う




『お金がある=命が助かる」

そんなことは、
あってはならないはずなのに...

命は平等のはずなのに...


『治療費は、命の値段』なのだろうか


ここが日本でよかった...



  今日の晩ご飯

2025/11/04 晩ご飯

   ○ほっけの昆布醤油一夜干し
   ○ほうれん草の卵とじ
   ○さつまいものレモン煮
   ○油揚げとたまねぎのみそ汁

     みそ汁 ⇩
2025/11/04 みそ汁

  ようやくステロイドの副作用の
  味覚障害がほぼなくなり、
  ごはんがおいしく
  食べられるようになった

  “おいしい”と感じられるありがたさを
  改めて感じる...



  今日の月

2025/11/04 スーパームーン前夜

  あしたは今年の満月で
  一番大きく見える“スーパームーン”

  観られるといいね



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『世界の乳がん検診率』から見る背景と課題

2.7℃

冷えた朝だ

いよいよ白いものが
この街にも舞い降りるだろうか



さて――

今月は『乳がん啓発月間』

...ということで、
今回は『世界の乳がん検診率』を考えてみる


  ☆併せてきのうの記事もどうぞ




  ☆関連記事は下記へ





依然として低い、日本のがん検診率

乳がん検診もそれは同じ

では、世界ではどうなのだろうか――


  【日本の乳がん検診率の推移】
   調査年    検診率
   2001年   約17.0%
   2004年   約24.3%
   2007年   約32.3%
   2010年   約36.4%
   2013年   約40.7%
   2016年   約43.4%
   2019年   約46.6%
   2022年   約47.4%

  ◎国立がん研究センター
   『がん検診受診率(国民基準調査)』より

...と、年々上がってはきている

ちなみに、私がしこりをみつけた2002年

この年は調査対象年ではないため、
一番近い2001年になるが...

驚愕の低さだ

確かに乳がんへの関心は
かなり薄かったと思われる

そして私が
「乳がん」と告知をされた2006年

こちらも調査対象外のため
データは存在しないが、
計算上、28%前後になるようだ

そんなに少なかったんだな...



  【世界の検診率】
   国 名     検診率
   日 本    約44.6%
   オーストラリア    約49.5%
   ニュージーランド  約63.3%
   ドイツ    約65.7%
   韓 国    約65.9%
   フランス   約70.0%
   イギリス   約74.2%
   アメリカ   約76.5%
   オランダ   約77.1%
   フィンランド    約77.1%

  ◎検診はマンモグラフィ
  ◎検診年度は、
    2019年:日本・ドイツ
        フランス・オランダ
        フィンランド・アメリカ
    2020年:オーストラリア・韓国
        ニュージーランド
        イギリス
  ◎対象年齢や受診期間隔は
   国によって異なるが、
   概ね50~69歳が対象

  ◎出典:厚生労働省
      『がん検診国際比較資料』


   ≪日本の検診率が低い理由≫
    ○痛み・羞恥心・被曝への不安
    ○検診制度の案内がわかりづらい
    ○“検診”と“診療”の違いが
     浸透していない
    ○若年層や高濃度乳房への
     対応が不十分



  【乳がん検診率が80%を超える国】
   スウェーデン    約82~85%
   ノルウェー     約80~83%
   フィンランド    約80%前後
   オランダ   約70~80%

  ◎調査年度や対象年齢により、
   多少のばらつきあり
  ◎出典:厚生労働省
      『がん検診国際比較資料』


   ≪検診率が高い理由≫
    ○インビテーション方式(招待性)
     :対象者に検診日時を通知が届く
    ○費用負担が少ない:無料
    ○検診の信頼性が高く、
     痛みや羞恥心への配慮も進んでいる
    ○検診を“当たり前の文化”として
     根付かせている

    ◎制度・文化・医療が
     三位一体となっている


   ≪詳 細≫
    ○オランダ
     ・定期的な招待制
     ・信頼度が高い

    ○フィンランド
      地域ごとの招待制で
      高い受診率を維持している

    ○ノルウェー
      全国統一の検診制度で、
      通知と予約がセットになっている

    ○スウェーデン
      受診率が非常に高い
      (国主導の招待制検診)



  【乳がん検診率が50%未満の国】
   オーストラリア     約49.5%
   ポーランド   約45%前後
   日 本     約44.6%
   メキシコ    約40%前後
   ルーマニア   約30~40%
   ブルガリア   約30%未満

  ◎出典:厚生労働省
      『がん検診国際比較資料


   ≪受診率が低い背景と傾向≫
    ○日本やオーストラリアのように
     医療制度が整っていても、
     文化的・心理的なハードルがある国では
     受診率が伸び悩む傾向にある
    ○制度が未整備な国では
     そもそも検診の機会が少ないため、
     受診率が低くなる


   ≪詳 細≫
    ○日 本
     ・2019年、40~69歳が対象
     ・自治体検診ベース

    ○オーストラリア
     ・2020年、50~74歳対象
     ・招待制あり

    ○ポーランド
     ・2023年、50~69歳対象
     ・受診率の地域差がある
      (地方や農村部では
      医療アクセスの問題や
      啓発不足により受診率が低い。
      都市部は高め)

    ○メキシコ
     ・2023年、40歳以上対象
     ・公的制度はあるが受診率は低め
      (地方と都市部の地域差あり)

   ○ルーマニア
     ・2023年、50~69歳対象
     ・医療制度の整備が遅れている

   ○ブルガリア
     ・2023年、50~697歳対象
     ・医療アクセスや啓発が課題



  【世界でのマンモグラフィ検診の
         位置づけと議論】
   ○欧米では、マンモグラフィによる
    死亡率の減少の効果が
    科学的に証明されているため、
    制度的に広く導入されている

   ○スイスなど一部の国では
    “過剰言診断”の懸念から
    見直しの動きもあるという報告もある

   ○日本では高濃度乳房の割合が高いため、
    マンモグラフィだけでは
    見えにくいケースが多いという課題も
    指摘されている



こうして改めて数字で見てみると、
年々上がっているとはいえ、
先進国の中でも
日本の乳がん検診率は格段に低い

そしてやはり、地方と都市部の格差

医療自体も
都市部と地方の大きな格差を感じるが、
それ以前の“検診”の段階で
すでに顕著となっているようだ

平等でなければならない医療

命は平等のはず

が、実際はきれいごととはいかないようだ



  今日の晩ご飯

2025/10/07 晩ご飯

   ○チンジャオロースー
   ○スパゲティサラダ・たまご入り
    (きのう多めにつくった残り)
   ○かぼちゃの煮物
    (きのう多めにつくった残り)
   ○なめことわかめのみそ汁
    (画像なし)

  チンジャオロースーが旨すぎた...



  そして今日は満月

  スーパームーン

  残念ながら月は見えず...
   


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 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から




 
りかこプロフィール

 
■2009年5月より
医療機関開催“がんサロン”発行による『がんサロン通信』にて、体験記・エッセイ執筆

■2010年9月
市広報にて体験記掲載

■2011年8月31日
乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍自費出版

■2012年1月21日
講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』

■2012年4月5日
FMオホーツク『乳がんについて』FPとの対談

■2012年4月
キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載

■2013年6月より
医療サイト『ドクターズガイド』、ブログ掲載

■2016年9月14日
フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送

■2020年3月
一般社団法人全国がん患者団体連合会『がん教育外部講師講座』修了(北海道教育委員会にがん教育外部講師として登録)

■2021年10月
『がん予防功労者表彰』(道・市・健康づくり財団・対がん協会4社共催)

■2023年5月
北海道がん患者連合会『がん教育講師派遣養成研修会』終了

■2025年10月
北海道医療ソーシャルワーカー協会主催『がんピアサポーター養成研修会』受講終了

■その他
講演、ピンクリボン運動、ピアサポーターとして活動中

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■国家資格
1994年10月、調理師免許取得(食と健康を考える乳がん経験者)

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■2024年より
子ども虐待防止『オレンジリボン運動』サポーター

■2024年10月
市民観光アンバサダー就任

乳がん履歴
■2002年3月3日(日)
 左乳房にしこりをみつける  

■2002年3月4日(月)
 視触診の結果“良性”と診断

■2006年11月8日(水)
 左乳房のしこり再受診  

■2006年11月15日(水)
 左乳房のしこり一部切除
  (外科的生検)

■2006年11月28日(火)
 乳がん告知      

■2007年1月11日(木)
 左乳がん手術

■2008年7月8日(火)
 局所再発の疑いで、
 細胞診・組織診(結果は良性)

■2009年2月17日(火)
 対側(右)乳がんの疑い
 (前年からしこりあり)経過観察

■2010年2月16日(火)
 右乳房細胞診(結果は良性)
手術・治療の経緯
■がん細胞の種類(しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)
  (化学療法・放射線が効かない稀ながん細胞)
 ・非浸潤性乳管がん

 ・核グレード 2
 ・ER  90%
 ・PgR 10%
 ・HER2(-)

■術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・乳房扇状部分切除(4分の1強切除)

■治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤、
  4週間毎、2年間(25回)投与
 ・抗エストロゲン剤(クエン酸タモキシフェン)、
  5年服用
その他の病歴
■2006年5月
 子宮筋腫(漿膜下筋腫)核出術(10㎝の開腹手術)
  ・10cmの筋腫  1個
  ・8cmの筋腫   1個
  ・2~3cmの筋腫 4個

■2023年7月18日
 ・臼蓋形成不全発覚(先天性)
 ・変形性股関節症に進行(両足)

■2024年10月
 骨粗鬆症判明
母の甲状腺がん(乳頭がん・転移性がん)
■2006年11月(私の乳がん告知の約2週間前)
 甲状腺がん告知

■2007年1月(私の乳がん手術の2週間後)
 甲状腺摘出手術・頸部リンパ節郭清

■2007年5月
 術後療法(RI治療・1回)
  通常2~3回の治療が必要なところ、
  1回の治療で身体の中にがんがないことが
  確認される

■2009年5月
 頸部再発
 (切除手術後、放射線治療を受ける)

■2012年5月
 肺転移確認

■2015年5月
 小脳転移確認

■2015年7月18日
 永眠

  ※遠隔転移後の治療法・治療薬なし
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