『ワールドキャンサーデー(世界対がんデー)』
【ワールドキャンサーデー】とは――
2000年2月4日、
国際対がん連合(UICC)がパリで開いた、
『がんサミット』からはじまった取り組み
“世界中の人たちが
がんのために一緒にできることを考え、
行動を起こす日”として制定
毎年全世界で何百人にも上る、
予防可能ながんの死亡者を救うのが目的で、
日本でもがんを巡る諸課題の解決や、
がんとの共生を考える催しを毎年おこなっている
その昔、がんは“死の病”と恐れられていた
が、今では“生活習慣病”に位置づけられている
“生活習慣ががんをもたらす”ということは
頭では理解できても、
がんを経験した者としては、
未だに、“生活習慣病”という括りには
違和感を抱いてしまうのだ
そんな、“生活習慣病”のがん
学校での『がん教育』も進み、
今では、小・中・高校合わせて、
全国で60%強の『がんの授業』がおこなわれているようだ
今年4月から新しい学習指導要領により、
中学校では“授業”として取り入れられる
過度な飲酒、喫煙、塩分の摂りすぎや、
熱いものの摂り方、野菜の摂取不足、
適度な運動や肥満に気をつけることで
がんのリスクが減ることを考えれば、
子どものうちから学習することは大切なことだろう
そしてそれらを、
子どもたちから親へと伝えられる機会でもある
以前、小学校の低学年の『がんの授業』で、
授業が終わったあと、一人の生徒がお父さんに、
「たばこは吸わないでね」
という手紙を書いていたCMがあったっけ...
“がん”といえば、“社会的排除”という言葉がつきまとうほど、
世間での偏見は少なくない
私もその“偏見”とやらを経験してきた一人である
今でこそ“がん”という病が周知されてきたものの、
それでも職場復帰が難しいことや、
解雇などの話もある
子どもの頃から“がん”という病を知っていれば、
これからの時代、
がんへの偏見や蔑視がなくなるかもしれない
...と、期待したい
“日本人の2人に1人ががんに罹る”――
そんな時代に、偏見を持っている場合ではないのだ
がんは、今や、治療を続けながら働ける時代
がんでも夢を抱いていい
がんでも、希望を持っていい
「がんだから...」と、諦めなくていいのだ
“治る病”になりつつある“がん”
がんと共存する時代なのだから...
偏見のない世界へ――
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