りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

骨粗鬆症

違う整形外科へ ~『骨粗鬆症』編~

-17.1℃

冷え込んだ

きのうから
腋窩リンパ節郭清をしたわきの下が痛むのは、
きっと、この寒さのせいだ...


そんな午前6時

まだ明けきらない群青の空に
上弦の月――

2025/12/12 上弦の月 ①
    窓ガラス越しのため、
    ちょっとボケているが...


2025/12/12 上弦の月 ②
    午前8時には白く姿を変えた


最高気温も-6.8℃と、
真冬以上の寒さとなった



2025/12/12 彩 雲
    彩雲も観られた



*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜



昨年まで通っていた整形外科
(昨年末、閉院)

変形性股関節症の痛み止めを
もらいに行ったついでに
自治体の健康診断、骨粗鬆症の
検査を受けたことがある
(昨年10月のこと)

乳がんのホルモン治療中、
かかとでの超音波検査を
一度受けたことがあるのだが、
そのとき、骨密度が低かった

子どものとき、牛乳が嫌いで
毎日の給食で出る牛乳は
ほとんど飲んだことがない

だからと言って、
母が栄養に気をつけて
食事を作ってくれるわけでもない

そのせいもあり、
昔から骨密度は気にしていた


乳がん治療のホルモン療法をはじめたとき
さらに危機を感じた

理由は、副作用に“骨粗鬆症”があるから

そして治療が終わって、
骨密度の検査をする機会がなく、
今日に至るわけなのだが...


昨年、整形外科で検査をしたとき、
『骨粗鬆症』と言っていいほど
悪い数値だった

先生に、
「(骨粗鬆症の)薬、出すかい?」と
聞かれるも私は断った

「一生飲み続けなければならないんですよね?」
と、食ってかかったのだ

先生は、
「いや、よくなったらやめればいいし...」
と、焦ったように答えたが、
5年のホルモン治療を終え、
長い間、薬を飲み続ける生活には
もう辟易していた

それに副作用も怖い
(「なんだか私、
 副作用が出やすい体質かも」と最近思う)

なにより、“健康診断”で検査をして、
まさか“今すぐに治療”という話になるとは
思っていなかった

しかも、骨折のリスクばかり説明してくれたが、
治療や薬のことはまったく説明もされておらず

怖くて、
「はい。薬飲みます」とは言えなかった


それに、健診の結果は、
あとで自宅に送ってくれるものだとも思っていた

ここで「薬を出す」という話になるとは
まったくの想定外

さらには、検査をしたのは、“かかと”

超音波での“簡易な検査”だ
(この検査では、“骨粗鬆症”と
 診断することはできない)

この検査で、
さすがに薬を飲む気にはなれない

もっと詳しい検査ができる医療機関を
紹介すべきなのではないだろうか...


  ☆そのときの記事は下記へ





...ということで、
先日受診した、新しい整形外科

骨粗鬆症の治療もしようと、
健康診断の結果の用紙持参で
受付で言ってみた

「うちも簡単な検査しか
 できないんですよね~」

...とだけ言って、
ぷいと奥に引っ込んでしまった

  ほんと、病院の受付は感じが悪い


仕方がないので、診察のとき、
骨密度検査のこれまでの経緯を
先生に話した

「うちも簡易な検査しかできなくて...」

『“整形外科”といっても、
 すべての医療機関に
 骨密度をちゃんと検査できる機械が
 あるわけではないんだな...』

「どこの医療機関で検査できますか?」

と、聞いてみた

先生は、ひとつの病院の名前を挙げた

が、その病院は、
車がない私には通えない場所

私が住んでいるところからでは、
バスの便も悪い

  車で行けば、片道6~7分

  が、バスだとおそらく
  乗り継いで50分はかかる


どうしよ...


そもそも、
ちゃんとした検査ができる医療機関なんて、
どうやって探したらいいのか...


また、悩みの種である




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痛し痒し

-4.6℃

暖かな朝

  この気温で「暖かい」という季節に
  なってしまったな...

  ちなみに今の時期は、-9℃ほど


日中も3.2℃と、暖かめ

雪がどしゃどしゃと降りしきる
午後となった


そんな朝

東の空には太陽

西の空には月――

2025/12/08 朝の月 ①


2025/12/08 朝の月 ②

まだ朝焼けが残る空に、
なんとも不思議な世界が広がった


そして私は...

やはり今日も股間節の痛みが強め

自由に動けない

こんな歩き方じゃ、
誰かに見られたら
なにか言われそうだ

  実際、少し前、
  「どうしたの? 足、引きずって...」
  と、言われたことがある


実は最近、腰にも
軽い痛みと違和感がある

身長もどんどん縮んでいる

骨粗鬆症による圧迫骨折ではないかと
不安だ


「あまり長距離は歩かないように」

というのは、
変形性股関節症が
進行しないための注意事項

が、骨粗鬆症を改善するためには
運動が大切

変形性股関節症である私は、
運動はできない


それに、

「痩せすぎは、
 身体にもがんにも骨にもよくない」

という

が、
変形性股関節症を進行させないためには
体重は増やせない


もう、なにをどうしていいんだか...


痛し痒しである


落ち込むな...


ま、頭で考えても仕方がない


とりあえず、あしたはやってくる――


  なんだかなぁ...

  一生、こんな身体で
  生きていくのか...



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残り少なく...

ここのところ
ちょっと股関節の痛みが強め

昨年処方してもらった痛み止め3本も...

2024/10/02 痛み止め


残り、これだけ

2025/12/03 痛み止め


本当は10月には行きたかった整形外科

が、突発性難聴になってしまい、
それどころではなくなってしまった

「最悪、今年中には行かなきゃな」

そう思いながらも、
ダラダラと今に至る

まぁ、心のどこかに、
「まだ痛み止め残っているし...」
という思いがあったのだろう


実際この数か月、
ほとんど使うことのなかった痛み止め

現に3本、1年もったわけだ

そんなこんなで、
受診が延び延びになったのも事実

それに
新しい病院を探さなければならない

  これが一番大きい


昨年末で閉院した、
これまでかかっていた整形外科

この街にはいくつか整形外科はあるが、
私の場合、“通院のしやすさ”が第一条件

近くてもバスの便が悪ければ通えない

車がない私にとって、
通院は最大関門だ


  ちなみに――

  車の運転は、耳鼻科の医師から
  ドクターストップがかかった

  が、整形の医師からは、
  「長距離は歩かないように、
  車で移動して」と言われた

  が、私は
  運転免許を持っておらず...


  車社会のこの地域

  私のように
  ドクターストップがかかったとしても、
  ほとんどの人は無視をして
  運転を続けるのだろうな



そして、改めて整形外科探し

行きたい病院はバスの便が悪い

近いところは、
かかりたい病院ではない

...と、条件も合わず

病院とは長いつきあいになるので、
妥協しては選べない


ということで、
「やっぱりここしかないか...」と、
以前から候補に挙げていた病院に決める

が、歩いてバス停まで行き、
バスを降りて歩いて病院に行き、

病院が終われば
歩いて薬局に薬をもらいに行き、

再びバス停まで歩き、
バスを降りて家に向かい...

と、おそらく往復で
2㎞以上は歩かなければならない

股関節が悪い私にとって、
この2㎞がしんどい

これからのつるつる路面の冬道は
特に怖い

それに、
“歩けば歩くほど、
 股関節が減ってゆく”

そう思うと、
不安と恐怖でいっぱいである


実は整形では、股関節だけではなく
骨粗鬆症も診てもらわなければならない

昨年の健康診断で
『要精密検査』だった

2025/12/03 痛み止め
    ⇧ 検査結果

骨密度の検査をしたのは、
股関節で通っている整形外科

薬をもらいに行ったついでに
検査してもらったのだ

検査の結果を見て、先生に
「(骨粗鬆症の)薬、出すかい?」と
言われたが断った


断った理由は――

 ○かかとでの簡易的な検査のため、
  ちゃんとした“診断”にはならないから

 ○“一生、飲み続けなければならない”
  ということに抵抗があった
  (5年の乳がん治療薬が終わったのに、
  また飲み続けることへの嫌気)

 ○副作用の不安

 ○先生が高齢のため、耳が遠くて
  患者の言葉が通じていないこと
  (この先生にずっとついていく気には
  なれなかった)

 ○股関節の薬をもらいに行ったとき、
  「いつもの塗り薬出してください」
  と言ったのに、
  “飲み薬”を処方されたことがある

  “飲み薬”と“塗り薬”、
  耳が遠いと聞き間違うのかもしれないが、
  飲み薬は
  一度も出してもらったことがない

  しかもその飲み薬は、
  私が副作用で飲めない
  “アセトアミノフェン”

  この病院、初診時に
  既往歴やアレルギーなどの
  問診もなっかった

  だからこんなことになるのだ


そんな不信感から、
骨粗鬆症の薬は断った

新しい整形外科には、
この検査結果も持っていかなきゃな

あとは、これまでの病歴も
まとめておかなくては...


問診票に書ききれないほどの病歴

A4用紙に書いて
コピーして提出しようか――



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閉 院。

変形性股関節症で通院している、
整形外科

「昨年いっぱい(12月30日)で
 閉院するらしい」

と、人伝に聞いたのが、
昨年11月の終わりのこと


「紹介状も出してもらえる」
ということだったので、
最後に行くべきか迷った

が、10月に処方してもらった痛み止めが、
丸々残っている


2024/10/02 痛み止め


ここのところ痛みが軽いせいで、
ほとんど薬を使っていないのだ

それに、多少の痛みなら、
我慢することが
すっかり当たり前になってしまった


乳がんのように重篤な病でもないので
(今のところは)
ほかの病院に行くとしても
たぶん紹介状までは必要ない

が、とりあえず、
初診時のレントゲン写真は
出してほしいと思っていた

おそらく、ほかの病院に移ったとき、
再びレントゲンを撮るだろう

そのとき、
どれくらい進行しているかが
わかるからだ


...が、結局、
閉院前に病院に行くことはなかった



今までの病院が、
場所的に通いやすかっただけに、
これからどこの病院にしようかと
いろいろと探してみた

“整形外科”なんて、
そんなにあるわけではない

それに、車もない、
長距離を歩くこともできない私には
通院が本当に大変になる



昨年10月

この整形外科で骨粗鬆症もわかった

先生に、

「薬出すかい?」

と聞かれたが、断った


それから間もなくして閉院を知った

正直、

「あのとき断ってよかった」

と、ちょっと思う

理由は、
病院も院長もあまりに古すぎて、
これ以上
深く関わりたくなかったからだった

  それに薬局の女性薬剤師も、
  感じが悪くて
  薬をもらいに行くのが嫌だった


新しい病院に行ったら、
ちゃんと骨粗鬆症の治療もしなきゃな...



  ☆閉院の関連記事は下記へ






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高リスク ~FOSTA指標~

わかっている

が、目の当たりにすると、
やはり衝撃である

いや、わかってはいた

もちろん、知ってはいたのだが...



『FOSTA(フォスタ)指標』
というものがある

  ※Female Osteoporosis
   Self assessment Tool for Asia の略


アジア人女性対象に考えられた、
『骨粗鬆症のリスクチェック』である


 【計算方法】

  (体重(㎏)-年齢(歳))×0.2


 【リスク群】

  ○~-1:低リスク
       すぐに骨密度測定の必要なし

  ○-1~-4:中リスク
         骨密度測定を考慮

  ○-4~未満:高リスク
         骨密度測定が必要

   ※FOSTAのスコアに関わらず、
    脆弱性骨折歴がある人は
    骨密度測定が必要



...で、計算してみた


結果は...


『-4.2』――



ガーーーン!!



いや、わかってはいた

なぜなら、
10月に検査をしたとき、

「骨粗鬆症」と言われたから


「薬、出すかい?」

と、先生に聞かれたが断ったのだ


  ☆そのときの記事は下記へ







が、こうして数値化すると
やっぱり衝撃は大きくて...


そして最近思うのだ

「治療しないとな...」

と...


本当は薬は飲みたくない
(根っからの薬嫌い)

副作用も怖い


...が、
コケたら終わってる

しかも変形性股関節症で
足元がおぼつかない

しかもこれから、
ツルツル路面の極寒に向かう

いつ転ぶともしれない

転べば骨折の可能性大

病院送りである


考えると、

「よくこれまでなにもなく、
 生きてきたな...」

と...


最近は骨折が怖くて、
動くことさえままならない

本当は運動をして
骨を強くしたほうがいいのだろうけど



...で、ふと思った

「この計算式でいくと、
 体重が少ないと
 “高リスク”になる可能性が高い?」

と...


ま、どちらにしても、
私は骨粗鬆症なのだ――


  気になる方は、
  計算してみてください



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りかこプロフィール

 
■2009年5月より
医療機関開催『がんサロン』発行による『がんサロン通信』にて、体験記・エッセイ執筆
(■2026年2月よりピアサポーターとして『ピアサポーター通信』を新たに執筆開始)

■2010年9月
市広報にて体験記掲載

■2011年8月31日
乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍自費出版

■2012年1月21日
講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』

■2012年4月5日
FMオホーツク『乳がんについて』FPとの対談

■2012年4月
キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載

■2013年6月より
医療サイト『ドクターズガイド』、ブログ掲載

■2016年9月14日
フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送

■2020年3月
一般社団法人全国がん患者団体連合会『がん教育外部講師講座』修了(北海道教育委員会にがん教育外部講師として登録)

■2021年10月
『がん予防功労者表彰』(道・市・健康づくり財団・対がん協会4社共催)

■2023年5月
北海道がん患者連合会『がん教育講師派遣養成研修会』終了

■2025年10月
北海道医療ソーシャルワーカー協会主催『がんピアサポーター養成研修会』受講終了

■その他
講演、ピンクリボン運動、ピアサポーターとして活動中

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■国家資格
1994年10月、調理師免許取得(食と健康を考える乳がん経験者)

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■2024年より
子ども虐待防止『オレンジリボン運動』サポーター

■2024年10月
市民観光アンバサダー就任

乳がん履歴
■2002年3月3日(日)
 左乳房にしこりをみつける  

■2002年3月4日(月)
 視触診の結果“良性”と診断

■2006年11月8日(水)
 左乳房のしこり再受診  

■2006年11月15日(水)
 左乳房のしこり一部切除
  (外科的生検)

■2006年11月28日(火)
 乳がん告知      

■2007年1月11日(木)
 左乳がん手術

■2008年7月8日(火)
 局所再発の疑いで、
 細胞診・組織診(結果は良性)

■2009年2月17日(火)
 対側(右)乳がんの疑い
 (前年からしこりあり)経過観察

■2010年2月16日(火)
 右乳房細胞診(結果は良性)
手術・治療の経緯
■がん細胞の種類(しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)
  (化学療法・放射線が効かない稀ながん細胞)
 ・非浸潤性乳管がん

 ・核グレード 2
 ・ER  90%
 ・PgR 10%
 ・HER2(-)

■術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・乳房扇状部分切除(4分の1強切除)

■治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤、
  4週間毎、2年間(25回)投与
 ・抗エストロゲン剤(クエン酸タモキシフェン)、
  5年服用
その他の病歴
■2006年5月
 子宮筋腫(漿膜下筋腫)核出術(10㎝の開腹手術)
  ・10cmの筋腫   1個
  ・8cmの筋腫   1個
  ・2~3cmの筋腫  4個

■2023年7月18日
 ・臼蓋形成不全発覚(先天性)
 ・変形性股関節症に進行(両足)

■2024年10月
 骨粗鬆症判明

■2025年10月12日
 突発性難聴発症(左耳)
母の甲状腺がん(乳頭がん・転移性がん)
■2006年11月(私の乳がん告知の約2週間前)
 甲状腺がん告知

■2007年1月(私の乳がん手術の2週間後)
 甲状腺摘出手術・頸部リンパ節郭清

■2007年5月
 術後療法(RI治療・1回)
  通常2~3回の治療が必要なところ、
  1回の治療で身体の中にがんがないことが
  確認される

■2009年5月
 頸部再発
 (切除手術後、放射線治療を受ける)

■2012年5月
 肺転移確認

■2015年5月
 小脳転移確認

■2015年7月18日
 永眠

  ※遠隔転移後の治療法・治療薬なし
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~~~~~~~~~~~~~~

≪2015年9月2日より、コメント欄を閉鎖させていただいております≫

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~~~~~~~~~~~~~~

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   © Rikako,2011

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