りかこの乳がん体験記

 30代でみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。 4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性――乳がんだった・・・。

婦人科受診

陰核に触れる産婦人科医 ~患者として、女性として――~

今日、3月8日は『国際女性デー』らしい

『国際女性デー』

象徴する花は、ミモザ

  ミモザの意味は――

   1946年、
   イタリアで『国際女性デー』を祝う際、
   手に入りやすく、
   明るく元気をくれる花として
   ミモザが選ばれた

   ミモザには、
    ・感謝
    ・友情
    ・思いやり
   などの意味があり、
   『国際女性デー』のメッセージにも
   合っている


以前から、
不審に思っている産婦人科の医師

いつからだろう、
こんなことをされるようになったのは――


そもそも
この産婦人科に通うようになったのは、
2006年4月の不正出血からだった

まだ乳がんがわかる前のことだ

そのとき
子宮頚管ポリープがみつかり、
その場で切除

不正出血はこれが原因だと思われた
(病理結果も良性)


...と、同時に、
10cmと8cmの子宮筋腫がみつかる

  翌5月、
  摘出手術を受ける(子宮核出術)

  お腹を開けてみると、
  そのほかに2~3㎝の筋腫4個あり


その後、乳がんがわかる(2006年11月)

2007年1月、乳がん手術

2007年1月から2008年12月まで
4週間に1度、LH-RHアゴニスト製剤投与

同じく2007年1月から2012年1月まで
クエン酸タモキシフェン内服


タモキシフェンは
婦人科に様々な影響を及ぼす

中でも一番大きな副作用は、
“子宮体がんのリスク”

そのため、
半年ごとの婦人科検診が必須となる

そして2007年4月から2012年4月まで、

 ・子宮体がん検査(半年ごと)
 ・経腟超音波検査(半年ごと)
 ・子宮頸がん検査(1年後ごと)

これらの検査を受ける


2008年12月、
LH-RHアゴニスト製剤の投与が終了

が、半年経っても生理が再開しないため
産婦人科の副院長に
月経を促すための
ホルモン治療を提案される

もちろん断ったが、乳がん患者に...

しかも
ホルモン療法をしている最中の患者に
ホルモン治療を勧める...って、
「この医者、大丈夫か?」と思った


2019年11月4日から月経再開

とんでもない大量出血だった
(この大量出血は6~7年続いた)

このとき小さな筋腫も複数確認された

副院長には、
「筋腫が原因の大量出血」だと言われ、
出血を抑えるためにピルを勧められる

『え?“ピル”って、乳がん患者には
 禁忌じゃなかったっけ...』

と疑問に思い、副院長に、

「乳がんにピルは駄目ですよね」と
言ってみる

すると副院長は、

「う~ん...、
 生理戻ってきたくらいだから、
 (エストロゲンの分泌が再開したから)
 これくらい大丈夫だと思うけどね~」

という、なんとも知識の薄さに驚く

怖くなった私は、
「外科の主治医に聞いてみます」と、
その場をやり過ごした

すると副院長からは、
「心配だったら
 向こうの先生(乳がんの主治医)と
 相談してみたほうがいいかもね」

そんな言葉が返ってきた

この先生、本当に大丈夫か?

  が、後にこの大量出血は
  筋腫のせいではなく、
  “乳がん治療による
  ホルモン異常ではないか”と
  思いはじめる 

  (今考えても、これが正解)


その後、副院長転が転院

院長に、

 ・副院長に
  月経を促すホルモン治療を
  勧められたこと

 ・そして
  大量出血を止めるために
  ピルを勧められたこと

を、話した

院長は呆れ顔で、

「乳がんにピルは駄目だよ!!
 絶対に駄目だからね!!」

と言い、止血剤(アドナとトランサミン)を
処方してくれた
(ほとんど効果はなかった)


止血剤がなくなると
もらいに行くのだが、

「ピル飲んでみるかい?」
「ホルモン剤、使ってみるかい?」

と、勧められること4度

「乳がんなので...」と言うと、

「あ、忘れてた」と、院長

『“忘れてた”ってその言い方...。
 この医師もか...。大丈夫か?』

患者の病歴をまったく見ていない医師

しかも
何度も同じことを繰り返している

そう、“何度も”だ

信じられない

後半は私のほうが諦め、
乳がんであることも言う気にもなれず、

「いえ、止血剤でいいです」

と、言うしかなかった

  が、
  たまに乳がんのことを思い出すのか、

  「乳がんには
  ホルモン剤使えないからね!」

  と言うときもある

  『いつもホルモン剤
  勧めてくるくせに!』

  と、余計に腹が立つのだ


そしてこの院長

体がん検査や頸がん検査時、
陰核を触るのだ

初めは、「え?」と思った

でも、「まさかね」

と、すぐに打ち消した

「たまたまだよ、たまたま。
 でも、“そこ”に触れることなんて
 あるのかな」

不信感はゼロではなかった


そして半年ごとのがん検査

やっぱり院長の指が陰核に触れる

同じことが3度、4度と繰り返されれば、
これはもう偶然とは言えない

「どう考えても
 故意に触ってるよね」――


ずっと我慢してきたが
もうこの産婦人科は無理だ...



先日、

「私と同じ思いをした女性が
 ほかにいるのだろうか...」

と思い、検索してみた

残念なことに、
そのような投稿が複数みられた

こうして口にできない女性たちも
まだまだいるのかもしれないな

こんなことが
まかり通っていいのだろうか

いや、いいわけがない


今日はたまたま、『国際女性デー』

“女性の主張”とは
少し意図が違うのかもしれない

が、女性として、
そして患者として
勇気を持って発言したい




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手書きのカルテ

今はカルテも電子化

私が乳がんでかかっている病院も、
カルテには個人情報が満載だ

たとえば、採血や注射時の
消毒のためのアルコールでかぶれることさえも、
患者の情報として書き込まれている

院内のどの科にかかっても、
病歴や通院歴、
治療の状況などが一目でわかるのは、
患者としては非常にありがたいものだ



が、まだまだ小さなクリニックなどは
昔ながらの手書きの医療機関も多い

  そんなクリニックは、
  おじさまの医師が開業している場合が
  ほとんどだろう


何も、“手書き”が悪いわけではない

患者一人一人を把握してくれていれば、
特に問題はない



私が乳がんになって治療をはじめたとき、
主治医に、

「ホルモン治療をしたら、
 婦人科に行かなきゃダメだぞ」

と、言われていた

乳がんの数ヶ月前に受けた
子宮筋腫の摘出手術は、
乳がんの手術を受けた病院ではない

「この病院の婦人科に
 移ってきた方がいいですか?」


“がん”という病気が病気なだけに、
同じ病院の方が
何かと都合がいいかとも思った

が、病院をコロコロ変えるのも、
あまりいいことではない

“婦人科”ともなれば、尚更だ

「今のところでもいいぞ。
 慣れたところの方がいいだろ?」

との主治医の言葉に、
安堵したのは事実だ

...が、その選択は、結果的に
13年間の嫌な思いにつながる――



通院のたび、
何度も記してきた婦人科のこと

それは、
乳がんにはやってはいけないピルや、
ホルモン剤を何度も勧められたこと、

そして、13年間の通院の中で、
ほかにもいくつかの不審が重なったこと...



一番初めにホルモン剤を提案されたのは、
きのうのブログの通り、

LH-RHアゴニスト製剤の投与終了後、
半年が経っても
月経が戻ってこなかったとき

「ホルモン剤使って、生理戻すかい?」

と、このとき、月経を促すための
ホルモン剤を勧められたのは副院長だった

『確か、乳がんに、
 ホルモン剤はダメははず...。
 だって、
 女性ホルモンを抑える治療をしているのに、
 そこに女性ホルモンを補充してしまったら...』

と、怖くなったあの感覚は、
今でも残っている

「いえ、もう少し待ってみます」

そう言うしかなかった

  まさか、病気の素人が、医師に向かって、

  「乳がんにホルモン剤は使えません」

  なんて言えるはずがない


乳がんの主治医にそのことを話すと、
少し困った顔をしていたが、

「ホルモン剤はダメだよ。
 でも、りかこさんがお腹(子宮)が痛いとか
 そういうのがあったから、
 勧めたんじゃないかな」

そうフォローしていた

ほかの医師のことは絶対に批判しない、
本当にいい主治医だった


その後、月経が戻り、
大量出血に苦しめられることになったのは、
何度もここに記してきた通り

婦人科の副院長に相談をすると、
次に勧められたのは、“ピル”だった

『確か、乳がんにピルもダメなはず...』

今度は思い切って聞いてみた

「乳がんにピルはダメですよね」

私は、

「あ、そうだね。
 乳がんにピルはダメだったね」

という答えが返ってくるものだと思っていた

が、副院長の口から出た言葉は、

「うーん...、
 “生理が戻るくらい女性ホルモンが出てる”
 ってことは、
 これくらい(ピル)、大丈夫だと思うけどね~」

という予想外のものだった

申し訳ないが、このとき、

『この医師、本当に知識があるのか』

そんな思いを抱いた

「来週、外科受診があるので、
 そのとき主治医に聞いてみます」

と、その場を逃れるしかなかった

  が、実はこのとき、
  薬の写真とカレンダーのコピーを渡され、
  ピルの飲み方の説明を
  受けた形になってしまった



数年して副院長が転勤になった

今度の担当は、院長

副院長の経緯(いきさつ)を話し、

「えー!! ダメだよ、乳がんにピルは!!
 絶対ダメだからね!!」

と呆れ顔

なんだか
私が起こられたような感じになってしまった

『この先生なら大丈夫』

そう思った

いや、そう思ったはずだった......


が、その後も何度も大量出血で
止血剤(ホルモン剤が入っていないもの)を
もらいに行っているのにもかかわらず、
ホルモン剤を勧められること4度...

「あ、乳がんだった。忘れてた」


...って、呆れて言葉も出ない


この婦人科に通って13年

乳がんをしてからは12年

この12年の間に、
何十回顔を合わせてきたか...

なのに、
患者の病歴も覚えていないというのか...

乳がんの治療薬の副作用の一つ、
“子宮体がんのリスクが高まる”ため、
あの痛い、
できれば受けたくはない体がん検査も
半年ごとに受けてきた

なのに、“乳がん”という大きな病のことを
覚えていないとはどういうことなのだろう...


“手書きのカルテが悪い”とは言わない

確かに私のカルテは、
10cmもありそうなほど分厚く膨れ上がっている


が...


怒りと嘆きと哀しみが混濁するのである――



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違う婦人科へ移るための準備

4月は婦人科検診の月


乳がんのホルモン療法中は
半年に1度の検診だったが、
今は1年に1度

検査内容は、

  ○子宮頸がん検査
  ○子宮体がん検査
  ○経腟超音波検査

...だ



現在かかっている婦人科は、
乳がんがわかる約半年前、
子宮筋腫の摘出手術の時から
お世話になっている病院

なので、かれこれ13年になる



が、不審続きの13年でもあった

それは、
乳がんのホルモン療法薬の一つである、
お腹に打つ、あの、太い針の注射

その治療が2年で終わり、
半年が経っても、

「戻る」

と言われていた生理が再開しなかった


そしてそのとき、婦人科医に勧められたのは、
生理を促すためのホルモン治療

それは、
乳がん患者には使ってはいけない薬だ



その後、
服用していた乳がん治療薬、
タモキシフェンによる影響で、
再開した生理が大量出血に見舞われる

婦人科の医師に相談したところ、
勧められたのは、ピル

これも、乳がん患者には禁忌である


数年後、担当の婦人科医が変わり、
現在の医師に経緯(いきさつ)話すと、

「ダメだよー。
 乳がんにホルモン剤は、絶対ダメだからね!!」

と、私が起こられたような状況

そして処方してくれたのは
ホルモン剤の入っていない、
乳がん患者でも服用できる止血剤

「この先生なら安心できる」

そう思った


その後も、毎月毎月、生理は大量出血

日常の生活もままならないほどの出血と
体調不良に悩まされた

そして、定期的に
止血剤をもらいに行くことになるのだが...


あるとき、

「ホルモン剤使ってみる?」

と、医師

『ホルモン剤?』

と、怪訝に思い、

「乳がんやってるんですけど...」

と、恐る恐る言ってみた

すると医師は...


「あ、忘れてた」


もう、何年もこの婦人科に通い、
乳がんのことも話し、
その治療の影響でリスクが高まった、
体がんの検査もし、
止血剤も何度ももらいに行っている

ホルモン剤ではなく、
なぜ、大して効きもしない止血剤を
処方してもらっているのか...

そんなことも考えられない医師に
愕然とした

『こんなふうに、ほかの乳がん患者さんが
 ホルモン剤を使ってしまったことは
 ないのだろうか...』

と、怖くもなった


そしてこの数年で、同じことが4度...

  前の医師のことも含めると、合計で6度

先日、ホルモン剤を勧められたときは、
さすがに呆れて、

「乳がんしてるんで...」

と言う気にもなれず、

「止血剤でいいです」

としか、言えなかった

  「その方が
   (ホルモン剤を処方するより止血剤の方が)
   楽でいいわ」

  との、医師の言葉にも違和感を抱き...


『ここまで我慢してきたけど、
 もう本当に、この病院には来たくない。
 この医師の顔も見たくない』

そう思った

  このほかにも、検査時の不審がある



そして先日、違う婦人科にかかるべく、
私は準備をはじめた

とりあえず、病歴のまとめから

初診は何かと記入させられるものだ

自分の病気はしっかりと把握しておかなければ...


  が、こうしてまとめてみると、
  けっこう長く病院にかかっていることに気づかされ...



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“産婦人科を変える”という決心

毎年4月は婦人科検診

子宮頸がん・体がん、
そして経腟超音波検査がある


乳がんのホルモン療法である、
タモキシフェン服用時の5年間は、
検査は半年に1度(頸がんだけは1年ごと)

が、タモキシフェンの治療を終えた今は、
1年に1度の検査となった


半年に1度、
検査をしなければならない理由は、

『タモキシフェンには
 “子宮体がんのリスクを高める”という
 報告があるから』

それだけではなく、
タモキシフェンは婦人科に
様々な影響を及ぼす副作用がある



そして今年も検査の時期を前に、
ようやく産婦人科を変えようと思い立ち...


今の産婦人科は、乳がんがわかる少し前、
子宮筋腫の手術の頃からお世話になっている

なので、かれこれ13年...


が、乳がんをしてからというもの、
副院長には、

「2年間の、
 LH‐RHアゴニスト製剤の投与が終わって
 半年が経っても生理が戻らない」

そう話すと、
生理を促すためのホルモン剤を勧められ、


「生理が戻って大量出血だ」と相談すれば、
ピルを勧められ、


副院長が転勤していなくなったときには、
院長に、

「副院長に、
 ホルモン剤やピルを勧められた」

と話すと、呆れた顔をし、

「ダメだよ!!
 乳がんにホルモン剤は絶対ダメだからね!!」

そう、語気を強めて言っていたにも関わらず、


その後も、
タモキシフェンによると思われるホルモン異常で
大量出血が治まらず、
止血剤を処方してもらいに受診をすると、

「ホルモン剤、使ってみるかい?」

と言われる始末


「乳がんやっているんで...」

そういうと、

「あ、そうだった」――


この数年で、繰り返すこと4度

先月、止血剤をもらいに行ったときには、
はさすがに、

「私、乳がんなんで...」

と答える気にもならず、

「いえ、いいです」

と返しただけだった

  その時の医師の反応は、

  「ホルモン剤使わないんだったら、
   簡単でいいや」

  ...だった


これだけこの病院に通っているのに、
患者のこと、
そんなに覚えられないものなのか...

乳がんで産婦人科に通っている人は、
私だけではないはずだ

そしてこれまでも、
何百人という乳がんの患者を
診てきたのではないのか...

疑問で仕方がない



そのほかにもこの医師には
不審な点がいくつかある

  以前、ここにも書いたことがあるが...


もうここまで来ると、
医師への信用は完全に崩れてしまった

「なるべくなら病院は変えたくない」

ずっとそう思って我慢してきた

が、もう限界である


正直、あの医師の顔も見たくない

  なにより、
  受付があまりにも感じが悪い

  これまで何人か入れ替わっているのだが、
  なぜかみんな、相当感じが悪い



産婦人科を変えなかったのは
病歴が一番の理由だが、

実は、

“ほかの病院に通うのが大変”

という理由も大きい


このような地方では、車が必須

が、私は視力が悪いため、
車の免許を持っていない

移動はもっぱら、バス


今、変えようと考えている産婦人科は、
家からはさほど遠くはない

おそらく、車で7~8分

が、バスとなるとかなり遠回り

乗り換えて、1時間ほどかかるだろうか


そんなこんなで、
これまで我慢をしていたということもある



もうここまで不信感を抱いては、
私の気持ちが戻ることはないだろうな...


  まぁ、不審はこれだけではない

  ほかにも色々あるからなぁ...



患者がこんな思いをしなければならないなんて、
なんだか理不尽である――



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急遽、婦人科へ―― ~5度目のホルモン治療のススメ~

日に日に増えてゆく出血

さすがに頭がフラフラである


数日前から服用している止血剤も、
明日の午後の分まで

あさっては日曜で病院も休み

受診をするとすれば、
今日か明日の午前中しかない


「正月明けで、
 今日の外来もやっているかどうか...」


ということで、電話で問い合わせてみる


「今日は通常通り、やっています」

との返答


夕方、時間を取り、急遽、婦人科へ――




乳がんのホルモン治療をはじめてから、
生理が大変なことになった

おそらく、
女性ホルモンの乱れによるものだろう

その治療には、
“ホルモン剤”が効果があるらしい

が、私は乳がんの治療をしているため、
婦人科でのホルモン剤の使用はできない

なぜなら、再発のリスクがあるからだ


私がこの婦人科に通うようになって13年

乳がんがわかる前から
お世話になっている病院だ

もちろん、乳がんになったことも伝えた

ホルモン治療をしていることも、
医師は知っている

乳がん治療で服用しているタモキシフェンが
子宮へ影響を及ぼす恐れがあるということで、
この病院で体がん検査などをしているのも
そのためだ


が、事あるごとに、
ホルモン剤を勧められる

生理を正常に戻すには、
ホルモン剤が効果的らしいのだ


...が、それは、禁忌である


...が、いつも乳がんのことは
忘れられているようなのだ


  もし今日も、ホルモン剤を勧められたら...

  まさか、もうそれはないか

  さすがに3度も間違えられていたら、
  いい加減、覚えてくれているだろうし...

  でも、7年も8年も、
  生理でこんなにつらい思いをしているのなら、

  乳がん再発のリスクを冒しても、
  勧められた通りにホルモン剤、
  使ってみようか...


そんなことを考えながら病院へと向かう



夕方の婦人科の待合室は、ガラガラ

患者は2~3人しかいない

  妊婦さんが多い婦人科

  それでもやっぱり、
  “患者”というのだろうか


受付を済ませ、ソファに腰掛けると、
ものの数分で名前を呼ばれる


「今日はどうしました?」


医師からいつもの質問が飛んでくる


「出血が止まらなくて、
 止血剤を出してもらいたいんですけど...」

「いつから出血してるの?」――


...と、会話が続く


そして、

「止血剤で止まるかなぁ...。
 ホルモン剤も出すかい?」

...と、医師


  マジか...

  これで4度目だ

  以前、ほかの先生に
  ピルを勧められたことも加えると、

  この病院で、
  5度もホルモン剤を勧められている


「いいえ、止血剤だけでいいです」



呆れすぎて、
私は、“乳がん”の“に”の字も
言い出すことができなかった

もうこの先生に言うのは諦めた



やっぱり、病院、変えた方がいいのか...

それとも、“今さら”か――



...というわけで、
2週間分の止血剤、2種類を処方してもらい...



2019/01/04 婦人科


薬、1種類、変更になったようだ

ホルモン剤ではないかと、早速チェックする


「患者がしっかりしないといけないな...」

と、なんとも理不尽な思いを抱き...


医師の言われるまま、
ホルモン剤を使用した乳がん患者が
いなければいいのだが――



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りかこプロフィール

 
■2009年5月より
医療機関開催『がんサロン』発行による『がんサロン通信』にて、体験記・エッセイ執筆
(■2026年2月よりピアサポーターとして『ピアサポーター通信』を新たに執筆開始)

■2010年9月
市広報にて体験記掲載

■2011年8月31日
乳がん体験記『4分の3の乳房(ちぶさ)』書籍自費出版

■2012年1月21日
講演『乳がん闘病記 ~「ありがとう」と「感謝」の気持ちに至るまで~』

■2012年4月5日
FMオホーツク『乳がんについて』FPとの対談

■2012年4月
キーストーンアライアンス『百年シナリオ通信』記事掲載

■2013年6月より
医療サイト『ドクターズガイド』、ブログ掲載

■2016年9月14日
フジテレビ『めざましテレビ ~がんの見落とし~』ブログ紹介・インタビュー放送

■2020年3月
一般社団法人全国がん患者団体連合会『がん教育外部講師講座』修了(北海道教育委員会にがん教育外部講師として登録)

■2021年10月
『がん予防功労者表彰』(道・市・健康づくり財団・対がん協会4社共催)

■2023年5月
北海道がん患者連合会『がん教育講師派遣養成研修会』終了

■2025年10月
北海道医療ソーシャルワーカー協会主催『がんピアサポーター養成研修会』受講終了

■その他
講演、ピンクリボン運動、ピアサポーターとして活動中

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■国家資格
1994年10月、調理師免許取得(食と健康を考える乳がん経験者)

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

■2024年より
子ども虐待防止『オレンジリボン運動』サポーター

■2024年10月
市民観光アンバサダー就任

乳がん履歴
■2002年3月3日(日)
 左乳房にしこりをみつける  

■2002年3月4日(月)
 視触診の結果“良性”と診断

■2006年11月8日(水)
 左乳房のしこり再受診  

■2006年11月15日(水)
 左乳房のしこり一部切除
  (外科的生検)

■2006年11月28日(火)
 乳がん告知      

■2007年1月11日(木)
 左乳がん手術

■2008年7月8日(火)
 局所再発の疑いで、
 細胞診・組織診(結果は良性)

■2009年2月17日(火)
 対側(右)乳がんの疑い
 (前年からしこりあり)経過観察

■2010年2月16日(火)
 右乳房細胞診(結果は良性)
手術・治療の経緯
■がん細胞の種類(しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)
  (化学療法・放射線が効かない稀ながん細胞)
 ・非浸潤性乳管がん

 ・核グレード 2
 ・ER  90%
 ・PgR 10%
 ・HER2(-)

■術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・乳房扇状部分切除(4分の1強切除)

■治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤、
  4週間毎、2年間(25回)投与
 ・抗エストロゲン剤(クエン酸タモキシフェン)、
  5年服用
その他の病歴
■2006年5月
 子宮筋腫(漿膜下筋腫)核出術(10㎝の開腹手術)
  ・10cmの筋腫   1個
  ・8cmの筋腫   1個
  ・2~3cmの筋腫  4個

■2023年7月18日
 ・臼蓋形成不全発覚(先天性)
 ・変形性股関節症に進行(両足)

■2024年10月
 骨粗鬆症判明

■2025年10月12日
 突発性難聴発症(左耳)
母の甲状腺がん(乳頭がん・転移性がん)
■2006年11月(私の乳がん告知の約2週間前)
 甲状腺がん告知

■2007年1月(私の乳がん手術の2週間後)
 甲状腺摘出手術・頸部リンパ節郭清

■2007年5月
 術後療法(RI治療・1回)
  通常2~3回の治療が必要なところ、
  1回の治療で身体の中にがんがないことが
  確認される

■2009年5月
 頸部再発
 (切除手術後、放射線治療を受ける)

■2012年5月
 肺転移確認

■2015年5月
 小脳転移確認

■2015年7月18日
 永眠

  ※遠隔転移後の治療法・治療薬なし
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コメント欄について
■コメント欄は、2013年11月28日より認証制とさせていただきました。
 これまで通り投稿していただけますが、コメントが反映されるまでお時間をいただくこととなります。
 非公開希望の方は、その旨書き込んでいただけるとそのように対応いたします。

■また、2014年5月22日より、スマートフォンからのコメント投稿による誤送信を防ぐため、画像認証制を取り入れさせていただきました。認証英数字は“半角”での入力をお願いいたします。
 お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

■営利目的だと思われるリンク、また、不当なリンクやコメントは削除させていただいています。また、個人を特定するものや商品名なども、編集・削除させていただく場合があります。

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≪2015年9月2日より、コメント欄を閉鎖させていただいております≫

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≪2016年11月2日分より、コメント欄を開放しております≫

■非公開希望には対応しかねますので、コメントの投稿を控えていただきますようお願いいたします。

■個人を特定するもの、商品の宣伝、不当なリンクなど、編集・削除させていただく場合があります。

■公開が原則となっています。良識のあるコメントをお願いいたします。

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≪2016年12月3日分より、コメント欄を閉鎖させていただいています≫

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≪ランダムで開放しています≫

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